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レイブンズの1巡目指名WRベイトマンが鼠径部を負傷、週ごとの観察へ
2021年08月11日(水) 09:28ボルティモア・レイブンズの新人ワイドレシーバー(WR)であるラショッド・ベイトマンが足をかばいつつ現地10日(火)の練習を早退した。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが報じたところによれば、ベイトマンは鼠径(そけい)部を負傷し、週ごとの様子見だとされているという。『NFLネットワーク』のイアン・ラポポートはベイトマンの負傷に構造上の問題はないと述べている。ケガは今も診断中であり、1巡目指名選手がレギュラーシーズンの開幕に間に合うかはまだ判断できないとガラフォロはつけ加えた。
ベイトマンはキャンプ中に印象的なルートランニング能力を見せている。運動能力が高く、多様な働きが可能なベイトマンはボールの扱いも上手く、マーキス・ブラウンやサミー・ワトキンスの傍らでレイブンズの即戦力になると期待されていた。
現地にいた報道陣によれば、ベイトマンはコーナーバック(CB)マーカス・ピータースを相手にスラントを走っていたときに倒れ込んだという。助けを借りて立ち上がったベイトマンは足を引きずりながらロッカールームに向かったとのことだ。
レイブンズのワイドアウトたちの負傷歴を振り返れば――ワトキンスの長いリストや、今オフシーズンにハムストリングをひねったブラウンなど――、ベイトマンの状態は開幕が近づく中で慎重に観察されることになるだろう。軟組織の負傷は長く影響することから、プレシーズンにその姿を見ることはほぼなさそうだ。
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