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ジャガーズ、LBジョー・シューベルトをスティーラーズにトレード

2021年08月14日(土) 01:40

ジャクソンビル・ジャガーズのジョー・シューベルト【NFL】

現地12日(木)夜、ピッツバーグ・スティーラーズとフィラデルフィア・イーグルスとのプレシーズン初戦が行われる中、スティーラーズのフロントオフィスはプロボウル選出経験のあるラインバッカー(LB)のトレードを成功させた。

スティーラーズがジャクソンビル・ジャガーズとの間でLBジョー・シューベルトのトレードに合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じている。

ジャガーズのスターターと目されていたシューベルトだが、唐突にAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区に戻ることになった。シューベルトはプロボウルに選出された2017年を含め、キャリアスタートから4年間をAFC北地区のクリーブランド・ブラウンズで過ごしている。

ジャガーズのクオーターバック(QB)ガードナー・ミンシューとコーナーバック(CB)C.J.ヘンダーソンのトレード話が持ち上がるオフシーズンに、ジャガーズのヘッドコーチ(HC)に就任したばかりのアーバン・マイヤーが、わずか1シーズンでシューベルトを放出することになる。

シューベルトは2020年シーズンを前に、ジャガーズと5年5,375万ドル(約58億9,100万円)という有利な契約を結んだが、それはもちろん別の政権下でのことだった。

現在、シューベルトは3つ目のチームに所属している。ジャガーズに加入後、1年目にして最後のシーズンとなった2020年はチーム最多の141回のタックルを記録。次のスティーラーズではロバート・スピレインに代わって、フリーセーフティ(FS)デビン・ブッシュの隣に位置するインサイドラインバッカー(ILB)としての活躍を期待されている。

【RA】