コルツQBウェンツとGネルソンのリハビリ過程に満足しているライクHC
2021年08月18日(水) 14:56インディアナポリス・コルツのクオーターバック(QB)カーソン・ウェンツとガード(G)のクエントン・ネルソンのケガの状況は、レギュラーシーズンに向けて総仕上げに取り組む残りの期間に影を落とし続けている。
ウェンツとネルソンは2週間前に同じ足の手術を受けており、それぞれ回復までの期間が5週間から12週間と想定されているため、2人がどれくらい離脱することになるかをコルツが判断するのはリハビリ開始の様子を見てからだと考えられる。
ヘッドコーチ(HC)のフランク・ライクは現地16日(月)に「われわれはいま、自分たちが置かれている状況に満足している。それが一番重要だ」とチームの公式サイトで述べている。「カーソンもクエントンもしっかりとリハビリに取り組んでいる。正しいメンタリティを持って必要なことをこなしているからすべて順調だ」
今週か来週にはQBとスターGの欠場期間についてコルツがだいたいの見当をつけられことが期待される。どちらか、あるいは両方がレギュラーシーズンまでに復帰する可能性もあれば、10月まで長引く可能性もある。
ウェンツのこれまでのケガとコルツのバックアップQBが経験不足であることを考えると、2021年のシーズンに向けて彼の状態は非常に注目されることだろう。ライクHCは次のように話している。
「私は彼の復帰を楽観視しているが、復帰時期を予測することは意味がない。なぜなら、リハビリが続いて彼が無理をし始めると読めなくなってしまうからだ。もっと頑張ろう、もっと試してみようと思っていた矢先に思うようにいかないことだってあるだろう。今のところすべてがうまくいっていると感じているが、実際にどこまで試せているかというと、まだ2週間しか経っていないのが現実だ。だからこそ、私やわれわれのチームにとっては、彼がこのプロセスをさらに進め、リハビリを行い、実際にフィールドに出て次のステップを踏んだときにわれわれのペースを決めるのが妥当だと考えている」
ライクHCはウェンツが間もなくウォークスルーや投球を始めるだろうと述べたが、一言に投球といってもその負荷には「いろいろな捉え方がある」とつけ加えた。
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