ジェッツDEローソンがアキレス腱断裂、2021年シーズンは絶望
2021年08月20日(金) 09:36現地19日(木)、ニューヨーク・ジェッツの希望に満ちたシーズンに影が差した。
フリーエージェント(FA)で加入したカール・ローソンがグリーンベイ・パッカーズとの合同練習でアキレスを断裂したとジェッツが明かしている。ローソンは2021年シーズンを失うことになる見込みだ。
練習場からカートで去ったローソンはMRI検査を受けると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが伝えていた。恐れていた結果が、木曜日の現地午後になって現実のものとなっている。
クオーターバック(QB)をせきたてる力で次第に評判を高めていたローソンは、ジェッツが切望していたエッジラッシングを強化する存在としてニューヨークにやってきた。ローソンのトータルサック(2020年に5.5回)はそれほど高い数字ではないものの、『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』の統計ではその能力が輝いている。ディスラプションではローソンはリーグトップの1人であり、その総計は2020年に60回(1プレーあたりQBハリー、プレッシャー、サックのいずれか1回をカウント)だった。ローソンのディスラプション率15.2%は素晴らしい数字であり、2020年のトップ10に入っている。
守備面でのジェッツの野心はローソンの能力にかかっていた。
木曜日の練習ではルーキーのセーフティ(S)ゼーン・ルイスもカートで運ばれている。ラポポートが複数の情報元から得た内容によれば、ルイスは膝蓋(しつがい)腱の断裂とACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)捻挫を抱えているという。ジェッツはルイスがシーズン絶望の見込みだと発表することによって、これらの懸念を認めている。
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