パッカーズが第7週のワシントン戦で使用のスローバックユニホームを披露
2021年08月20日(金) 00:36NFLチームたちのスローバックの流れに、グリーンベイ・パッカーズが加わった。
現地18日(木)、クラブは1950年から1953年に使用していたものにインスパイアされたユニホーム一式を公開した。スペシャルスローバックを着用するのは第7週のワシントン・フットボール・チーム戦の1試合のみとなる。
A history-inspired look with a modern vibe.
Introducing the #Packers 50s Classic Uniform 🟩🟨#GoPackGo pic.twitter.com/BOPu6U7dKC
— Green Bay Packers (@packers) August 19, 2021
1950年から1953年というのは、それまでブルーとゴールドだったものがグリーンとゴールドに回帰した年であり、大きな意味を持っている。それはまた、フランチャイズを決定づける時代の先駆けともいえる時期で、重要な株式発行によってチームがグリーンベイにとどまることになり、ランボー・フィールドの建設、そして、第1回、第2回スーパーボウルでの勝利を含む1960年代の輝かしい時代へと続く道筋を作った時期でもあった。
「1950年代はわれわれの組織の豊かな歴史の中でも最も興味深い時期であり、プロフットボールで最も偉大な2つの時代の橋渡しとなっている」とパッカーズの会長兼CEOマーク・マーフィーはチームリリースの中で述べた。「NFLが急速に成長する中、この時期がランボー・フィールド建設の足場を築き、1960年代と以降のチームの成功を形作った。この新しいオルタネートジャージーでファンがわれわれの歴史を祝い、楽しんでくれることを願っている」
新しいユニホームにはトーンダウンの手法が取られ、ゴールドのパンツはサイドにラインが1本入ったグリーンのトラウザーに変わっている。グリーンのジャージーはそのままだが、袖にはよりシンプルなゴールドの2本線のパターンが描かれ、前面にはそれに合わせて当時を思い起こさせるソリッドなフォントのゴールドのナンバーが入っている。合わせるソックスもやはりグリーンだ。
ヘルメットはゴールドの無地でフェイスマスクはグレー。そのシンプルさがまさにスローバックという印象を強めている。
記念品も同じくシンプルなデザインとなっており、ブロック体でGBとだけ記されたシャツ、キャップ等が発売される。希望のファンはスローバックジャージーや関連アパレルをパッカーズ・プロ・ショップで購入可能だ。
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