肩を痛めたペイトリオッツWRハリーは少なくとも4週間の離脱
2021年08月22日(日) 08:02現地19日(木)夜に行われたフィラデルフィア・イーグルスとのプレシーズンマッチでニキール・ハリーを襲った肩の負傷がニューイングランドでの今後を複雑にしている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは21日、ニューイングランド・ペイトリオッツのWRハリーが肩のケガにより約4週間の離脱を余儀なくされると報道。
ペイトリオッツのレギュラーシーズン開幕戦は9月12日(日)に予定されており、現状のタイムラインではハリーが開幕戦に出場できる可能性は低い。
ハリーはイーグルス戦で深めのパスに飛びつき、地面に肩をたたきつけて負傷した。
元ドラフト1巡目指名選手のハリーはシーズン開幕までにフレッシュなスタートを切りたいとしてトレードを要求しているが、今回の負傷で状況が複雑になっているのだ。
通常、ロースターのカットダウンでは布陣に入れない可能性のある選手をトレードすることが多く、ペイトリオッツのデプスチャートでのポジションを考えると、ハリーはシーズン前に別のチームに移籍する候補の1人として挙がっていた。
しかしながら、肩を痛めたことで現段階ではトレードの可能性はないと言えよう。どのチームも、ケガをして活躍の場が限られている選手に対して価値のあるものを提供しようとしないはずだ。これを踏まえると、ペイトリオッツの選択肢はあまり多くない。
ペイトリオッツがハリーを故障者リスト(IR)に入れてシーズン開幕を迎える可能性はあるものの、最終的なカットダウン後に53人のロースターに登録されている必要がある。IRに入れば最低でも3週間は欠場することになる。
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