ジェッツQBウィルソンが好調をキープ、プレシーズン2戦目は2タッチダウン
2021年08月22日(日) 11:01ニューヨーク・ジェッツのプレシーズン2戦目を前に、ヘッドコーチ(HC)を務めるロバート・サラーはルーキークオーターバック(QB)ザック・ウィルソンが先週のデビュー戦で臨んだ2回のシリーズよりも1回ないし2回ほど多くプレーすることになるだろうと語っていた。
現地21日(土)、ウィルソンがその与えられたチャンスを最大に生かすパフォーマンスを披露した。
ウィルソンはグリーンベイ・パッカーズ戦の前半に4回のドライブを率い、そのうち3回は得点につなげている。最初のドライブはキッカー(K)マット・アメンドーラが53ヤードのフィールドゴールを成功させ、2回目はパントに終わったものの、3回目と4回目のドライブではジェッツの新人としては同じ状況のタイトエンド(TE)タイラー・クロフトへのタッチダウンパスで締めくくった。
今年のドラフト全体2位指名を受けてジェッツ入りしたウィルソンは11回のパスを投げて9回を通し、128ヤード、2タッチダウン、パサーレーティングは154.7、チームも最終的にパッカーズを23対14で下している。『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、これらの記録はすべて、元ジェッツのトップ3指名選手で“フランチャイズクオーターバック”だったサム・ダーノルドが2018年と2019年にジェッツのプレシーズンにマークした数字を上回っているとのこと。
もちろん、セカンドチームの選手からなるパッカーズ守備陣を相手にしたにすぎないが、ウィルソンがこの数週間で2回の堅実なパフォーマンスを見せたことは、カール・ローソンをケガで欠くという悪いニュースに直面していたチームにとって朗報以外の何物でもない。
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