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レイブンズが5巡目指名のCBウェイドをペイトリオッツにトレード

2021年08月27日(金) 10:13

ショーン・ウェイド【AP Photo/Gail Burton】

コーナーバック(CB)ショーン・ウェイドの波乱に満ちたフットボールキャリアに再び転機が訪れた。

ボルティモア・レイブンズが2022年の7巡目指名権および2023年の5巡目指名権と引き換えに、ドラフト5巡目で指名したウェイドをニューイングランド・ペイトリオッツにトレードすることに合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。ペイトリオッツもこの取引について認めている。

2019年シーズンにオハイオ州立大学で輝きを見せたウェイドは1巡目指名レベルの選手だと見られていたが、再びナショナルタイトルに挑戦すべく大学に戻った選択が裏目に出た。新型コロナウイルス感染症の影響で短縮されたシーズンにウェイドは苦戦し、スカウトたちが熱望していた頃の光を失っている。

結果としてレイブンズがドラフト3日目にウェイドを指名しており、改善するための時間をたっぷりとればウェイドが多くのスナップに頼らずにNFLのゲームに移行できるだろうと考えられていたことから、この指名は機転のきいた選択だと受け取られていた。しかし、その時間は急激に短縮され、レイブンズはウェイドをよそにやることで低レベルの投資に対する見返りを得ることを検討していた。

ペイトリオッツはドラフトで選ばれたチームに合わなかった有望株を加入させることで知られている。ウェイドもその例にたがわなかった。カバレッジにおいて卓越したディフェンダーだったウェイドがその後のカレッジ時代に苦戦したことから、そのポテンシャルを引き出すためには技術面の向上や正確な指導が必要になりそうだ。

可能性を感じ取ったペイトリオッツは、ウェイドが実力のあるNFLのコーナーになる手助けをしようとしている。

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