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パンサーズがKライアン・サントソをジャイアンツからトレードで獲得
2021年08月27日(金) 10:59カロライナ・パンサーズは条件付きドラフト7巡目指名権と引き換えでニューヨーク・ジャイアンツからキッカー(K)のライアン・サントソを獲得したことを発表した。
昨年、練習生としてジャイアンツに所属していたサントソは、まだフィールドゴールを試みたことがない。サントソは2019年にテネシー・タイタンズで17回のキックオフを蹴り、そのうち9回でタッチバックを記録している。
昨シーズンにパンサーズで36本中29本のフィールドゴールを成功させ、そのうち5本の失敗は50ヤード以上の距離からのキックだったKジョーイ・スライと、サントソは競うことになる。しかし、スライは今プレシーズンで37ヤードと63ヤードの距離からのキックを外し、練習でも苦戦しており、マット・ルールHC(ヘッドコーチ)はスライが“小康状態”であることを指摘して、競争を激化させている。パンサーズは一連の流れに対応して、Kドミニク・エベリーをカットした。
7巡目指名の条件はサントソが今シーズン、パンサーズで2試合に出場することだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地22日(日)に、ジャイアンツがサントソに対する複数のオファーに対処していると報じていた。ジャイアンツはこのポジションについてはグラハム・ギャノを気に入っているため、サントソを放出することは可能だった。ギャノは昨シーズン、ジャイアンツで32本中31本のフィールドゴールを成功させるなど、ほぼ完璧に決めている。
【RA】