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シーホークスQBウィルソンとの共演で活躍を願うTEエバレット

2021年08月29日(日) 06:13

シアトル・シーホークスのジェラルド・エバレット【NFL】

シアトル・シーホークスのタイトエンド(TE)は2017年のジミー・グラハム以来、350以上のレシーブヤードを記録していない。TEジェラルド・エバレットは2021年にその流れを変えたいと考えている。

ロサンゼルス・ラムズで4年間、クオーターバック(QB)ジャレッド・ゴフと一緒にプレーしたエバレットは、ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイ率いるオフェンスで補助的な役割を果たしながら、2年連続で400ヤード以上を記録した。シーホークスとの契約を成立させたエバレットはQBラッセル・ウィルソンと一緒にプレーすることで爆発的なプレーをする機会があると考えている。

『Seattle Times(シアトル・タイムズ)』によると、エバレットは「ラッセルのような優秀なクオーターバックと一緒にプレーするのは俺のキャリアの中でも初めてだ。ここにいるのが短期であれ、長期であれ、このチャンスを生かしたい。ラッセルみたいな選手と一緒に仕事をして、自分がなりたいと思っていた選手になれるよう頑張りたい」と語っているという。

TEウィル・ディズリーは昨年16試合に出場し、24回のキャッチで251レシーブヤード、2タッチダウンを記録してシーホークスのタイトエンドをけん引した。ベテランTEのグレッグ・オルセンは11試合の出場で24回のキャッチ、239ヤード、1タッチダウンをマーク。TEジェイコブ・ホリスターは25回のキャッチ、209ヤード、3タッチダウンを獲得している。

シーホークスのオフェンスの中で、ワイドレシーバー(WR)のD.K.メットカーフやタイラー・ロケットの活躍が大部分を占めていたとしても、エバレットが輝きを放つに十分なターゲットになるチャンスはあるだろう。

エバレットは同じくラムズ出身の攻撃コーディネーター(OC)シェーン・ウォルドロンとともにシーホークスに入る。そのため、エバレットはスキームを熟知しており、シーホークスでの滑り出しに役立つはずだ。

エバレットはもともと魅力的な運動能力を持っており、中でもキャッチした後にヤード数を稼ぐ能力に長けている。シーホークスではラムズ時代よりもその才能が発揮されることが期待される。

「ジェラルドは全然つかみどころがなかったけど、どんどんオープンになってきたよ」とウィルソンは語った。「ジェラルドはプレーをする方法を見つけ出すんだ。俺たちにとって格別な存在で、俺はやつに大きな信頼を寄せている」

【RA】