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QBロジャースと素晴らしい会話をもっているとパッカーズGMグーテクンスト

2021年09月02日(木) 16:50


グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Matt Ludtke】

グリーンベイ・パッカーズが近づくレギュラーシーズンに注意を向け、オフシーズンの一幕を過去のものとしている中、ジェネラルマネジャー(GM)のブライアン・グーテクンストはクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースとの間により明るい未来を見い出している。

オフシーズンを通じてチームとの不和が話題になったロジャースは、GMとの関係は「進行中」だと表現するとともに、少なくともチームのロースターについては自分が“議論の一部”に加わるべきだという考えを明かしていた。

53名へのロースターカットの翌日に、グーテクンストは自分とヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアー、ロジャースの間のコミュニケーションが以前より良くなっていると話した。

「キャンプを通じてアーロンやマットとはとても良い対話ができたし、コミュニケーションは本当に良かった」とグーテクンストは現地1日(水)に報道陣に語っている。

「こういった意思決定ピリオドに入り、私は全員が――それにかかわる全員が――何が進行しているかや、どういう理由があって行動しているのかをしっかり把握していたと思う。したがって、それについては良かったと思う。また、アーロンと私の会話も素晴らしかった」

7月28日にチームの施設に戻ったロジャースはNFLの歴史に残る記者会見でパッカーズ首脳陣との間に抱えていた多くの問題を明かし、グーテクンストとの関係は“今の時点では仕事上”のものだと話していた。

8月の初旬、ロジャースはGMとの関係についてこうコメントしている。

「GMとの関係は進行中だ。人間関係は2、3日で形成されるものではないと思う。リスペクトが芽生える時間があって、コミュニケーションがそれに続く。友人や恋人との素晴らしい関係には、会話とその流れが伴うものだと思うんだ。数カ月間親しい友人と話ができなくても、中断したところから再開するものさ」

2021年シーズンが終了した後のロジャースの未来についてはまだ分かっていないが、過去2年でNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップ戦で敗退したのを受け、来るシーズンについては全員の目がスーパーボウル優勝に向けられている。

夏の間の一時期には、ロジャースがパッカーズの53名ロースターに戻らないのではないかとの疑いもあった。今はグリーンベイで素晴らしい会話が交わされ、チームは進展しているようだ。

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