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ジャガーズRBイーティーエンが2日に足の手術を予定

2021年09月02日(木) 23:22


ジャクソンビル・ジャガーズのトラビス・イーティーエン【AP Photo/Derick Hingle】

シーズン終了となるリスフラン関節のケガによってジャクソンビル・ジャガーズがトラビス・イーティーエンを失ってから10日、ルーキーランニングバック(RB)が足の手術を受けることになった。

1巡目指名のRBは現地2日(木)に足を治療するための手術を受けると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報を伝えている。有名な専門家のロバート・アンダーソン医師が手術を担当するという。

回復までのタイムテーブルはおよそ4カ月とみられている。これにより、ルーキーシーズンは丸ごと失うことになるものの、2022年シーズンに向けて準備を整える時間は十分にある。ジャガーズは53人のロースターが決まる前に彼を故障者リザーブ(IR)に入れているため、今季中に彼が復帰する可能性はない。

プレシーズンでのイーティーエンのプレーはささやかなものだった。ジャガーズのプレシーズン第2週までに彼は16回のスナップに参加し、キャリー2回、3ヤードを獲得している。足を痛めた第3週の試合では3回のスナップをプレーしたのみだった。

ジャガーズのヘッドコーチ(HC)アーバン・マイヤーは、レギュラーシーズンを待って、オフェンス内でのイーティーエンの完全な役割を示すつもりだったと考えられている。パスキャッチの才覚を持つRBとして、2重の脅威となり得る彼の能力はジャガーズのオフェンスが必要としていた武器だった。

クレムソン大学出身のスターを失い、ジャガーズのオフェンスはスピードの要素を大きく欠いてしまっている。

イーティーエンのシーズン終了を受け、ジェームズ・ロビンソンのバックアップとしてRBカルロス・ハイドがより多くのスナップをプレーすることになりそうだ。さらに、イーティーエンが受けたであろうスクリーンやガジェットプレーの場面ではワイドレシーバー(WR)ラビスカ・シュナルトJr.が登場するかもしれない。また、能力的にベテランWRのタボン・オースティンがイーティーエンに期待されたものに似た役割を果たすのではないかと思われる。

【M】