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フローレスHCのサポートに救われるドルフィンズQBタゴヴァイロア

2021年09月03日(金) 14:46


マイアミ・ドルフィンズのトゥア・タゴヴァイロア【AP Photo/Wilfredo Lee】

クオーターバック(QB)デショーン・ワトソンに関するうわさが絶えない中、マイアミ・ドルフィンズのヘッドコーチ(HC)ブライアン・フローレスはQBトゥア・タゴヴァイロアを支持し続けている。2年目のQBはその明確な姿勢に感謝の気持ちを示した。

現地1日(水)、タゴヴァイロアはフローレスHCと毎日話していると明かし、プライベートな話題も助けになっている一方で、今週にメディアやチームミーティングの場でフローレスHCが公にサポートしてくれたことは自分にとって大きかったと話した。

タゴヴァイロアは「ヘッドコーチ自らがはっきり言ってくれたことに救われた」と『ESPN』のマルセル・ルイ・ジャックに述べている。「彼やチームからのサポートは俺にとってとても大きな意味を持っているんだ。だけど俺は来週に向けてチームの準備を整えることだけに集中している」

水曜日、マイアミで止むことのないワトソンのトレードのうわさについて聞かれたフローレスHCは「どうやったらこれ以上はっきりさせられるか分からない。トゥアがわれわれのクオーターバックだ」と強調した。

タゴヴァイロアがフィールドで活躍するまでワトソンのうわさは絶えないだろう。それもこのゲームの一部なのだ。2020年に全体5位で指名されたタゴヴァイロアが、シーズン第1週のニューイングランド・ペイトリオッツ戦で正確なパスによってスコアボードに明かりを灯し続け、コーナーバック(CB)スティーブン・ギルモアを欠くペイトリオッツのCB陣を翻弄することができれば、ワトソンの話題は収まるに違いない。だが、タゴヴァイロアはそれを何度も何度も繰り返さなければならないだろう。

今シーズンは2年目のタゴヴァイロアにとって重要な年になる。公平かどうかは関係なく、高順位でドラフトされたことによって、彼にはすぐに良い結果を出さなければならないというプレッシャーがかかっている。プレシーズンで見せた正確なパサーの姿に好感を持つのは簡単なことだ。去年よりずっと落ち着いていて、指揮を執っているようにも見えた。問題は、試合になったときにそれを続けられるかどうかだ。

タゴヴァイロアがそうであったように、前シーズンが不振に終わった選手にはオフシーズン中に必ずうわさがつきまとう。それはレギュラーシーズンが始まるとともに自然と消えるか、あるいは苦戦すればぶり返すことになる。すべてはシーズンが始まった時のタゴヴァイロアのパフォーマンスにかかっている。

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