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ジャイアンツRBバークリーが制限付きで練習に参加

2021年09月09日(木) 11:26


ニューヨーク・ジャイアンツのセイクワン・バークリー【AP Photo/Charles Rex Arbogast】

今週のビッグブルーについては大きな疑問がある。ランニングバック(RB)セイクワン・バークリーは日曜日に実施されるデンバー・ブロンコス戦に出場するのだろうか?

現地8日(水)の状況――バークリーはニューヨーク・ジャイアンツの練習に制限付きで参加とされている――を見るに、答えを得るには少なくともあと1日待たなければならないだろう。

ジャイアンツの才能あるランニングバックは、昨シーズンの第12週に抱えたACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂からの回復の最終段階に入っている。プレシーズンを通して徐々にワークロードを増やしたバークリーは、第1週にプレーが視野に入るだけの反応を示してきた。しかしながら、決定については現地木曜日の練習が転換点になるはずだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは月曜日に、バークリーのシーズン初戦に向けた準備が整っているかの評価は木曜日まで続くだろうと指摘していた。バークリーが木曜日の練習にフル参加したとすれば、出場の可能性については理想的な兆候になるだろう。

2018年NFLドラフトの全体2位で指名されたバークリーは輝かしいルーキーシーズンを送り、トータルで2,028ヤード(ラッシングで1,307ヤード、レシービングで721ヤード)を記録。2019年も足首の捻挫で3試合を失いながらも実績を残してきたが、昨年は膝の負傷によってシーズンが早い段階で終わってしまった。

水曜日のジャイアンツの練習では、他にもクオーターバック(QB)ダニエル・ジョーンズの武器となる2人の選手が制限を受けていた。1巡目でドラフトされたルーキーのワイドレシーバー(WR)カダリウス・トニーと、3月に7,200万ドル(約79億3,000万円)の契約を結んだケニー・ゴラデイだ。この3人がいなかった昨年、ジョーンズはかなりの苦戦を強いられていた。NFLでも優れたストップユニットの一つだと見られているブロンコス守備陣と相対するのは、今回も戦力を欠くとすれば、ジョーンズにとって理想的なシーズン初戦とは言えないだろう。

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