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新人QBでは49ersのランスとベアーズのフィールズにも出場のチャンスあり?

2021年09月13日(月) 01:50


シカゴ・ベアーズのジャスティン・フィールズとサンフランシスコ・49ersのトレイ・ランス【NFL】

現地12日(日)、3人の新人クオーターバックがキャリア初の先発出場を果たす。ジャクソンビル・ジャガーズのトレバー・ローレンス(ドラフト全体1位)、ニューヨーク・ジェッツのザック・ウィルソン(ドラフト全体2位)、ニューイングランド・ペイトリオッツのマック・ジョーンズ(ドラフト全体15位)だ。

2021年ドラフト1巡目に指名されたシングルコーラーとしては他にも2名、フィールドに姿を見せるかもしれないが、それでも長時間のプレーにはならないだろう。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは12日朝、『NFL GameDay Morning(NFLゲームデー・モーニング)』に出演し、サンフランシスコ・49ersの新人QBトレイ・ランス(ドラフト全体3位)とシカゴ・ベアーズの新人ジャスティン・フィールズ(ドラフト全体11位)も、それぞれのチームのシーズン初戦でオンフィールドのメンバーに含まれる可能性があると報じた。

49ersに触れたラポポートは「準備は整っている。実際、今日にも発表されるかもしれない。ショートヤードであっても驚くことはない。レッドゾーンであっても驚きはない。彼の運動能力を最大限に生かし、プレシーズンのように試合で活躍するチャンスを与える可能性はある」と述べている。

ランスは49ersが臨んだ3回のプレシーズンゲームのうち序盤2試合は先発QBジミー・ガロポロの後ろでプレーしており、最終戦は早い段階でガロポロと交代して長時間のプレーに参加している。その結果、ランスはプレシーズンにパス41回を投げて19回成功(成功率46.3%)、276ヤードを稼ぎ、タッチダウンは3回、インターセプト1回、ボールキャリーは7回で17ヤードを記録してレッドゾーンでのタッチダウンも1回ある。ランスが受けたサックは6回だ。

また、フィールズの出番が整ったことについて、ラポポートは「これはアンディ・ダルトンのチームだ。彼が先発を務める。ただ、ジャスティン・フィールズがプレシーズンで見せたパフォーマンスや、彼の投入方法に基づき、フィールズが率いるプレーも若干ながらありそうだと聞いている。アンディ・ダルトンが素晴らしい活躍をすれば、チャンスはないかもしれない。もし、ダルトンが少しでも苦戦するようなら、ベアーズがジャスティン・フィールズを投入したとしても驚かないだろう」とコメントした。

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