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ブロンコスが今季終了後にロジャース獲得を目指してトレードオファーか?

2021年09月13日(月) 02:30


グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Adrian Kraus】

ドラフト6巡目という格安価格で先発クオーターバックを獲得してから1年、デンバー・ブロンコスがNFLで3度もMVPに輝いたクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースを獲得するために多額の支払いを検討している可能性がある。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地12日(日)に報じたところによると、ブロンコスはロジャースのトレードに関心を示しており、ロジャースとグリーンベイ・パッカーズが2021年シーズン終了後にトレードの可能性を探ることに合意したという。

『NFL GameDay Morning(NFLゲームデー・モーニング)』に出演したラポポートは「アーロン・ロジャースとパッカーズは今、順調にいっている。ただ、トレーニングキャンプに復帰するために交渉した今回の新契約では、シーズン終了後にトレードの可能性を検討することで合意している。このオフシーズンにも興味を持っていたとされるデンバー・ブロンコスが依然として関心を持っており、今季終了後にロジャースをトレードで獲得しようと相当額のオファーを出す可能性があると聞いている。ブロンコスはまだ長期的なクオーターバックにコミットしていない」と述べた。

ブロンコスは今オフシーズンにドラフト6巡目指名権と引き換えにカロライナ・パンサーズからテディ・ブリッジウォーターを獲得し、先発QB争いではこれまで先発を務めてきたドリュー・ロックを抑えてブリッジウォーターを抜擢している。一方、パッカーズはオフシーズンにくすぶっていた険悪な関係を修復し、トレーニングキャンプ開始時に契約の見直しにこぎつけた。しかしながら、この関係が2022年に向けて修復されていくかどうかは分からない。

ロジャースとパッカーズがシーズン終了後にそれぞれ移籍の覚悟が決まっていれば、ブロンコスがロジャースを引き取るのに適した立場にいると考えられる。ブリッジウォーターは今季の1年契約でプレーしており、ロックは2022年にルーキー契約最終年を迎える予定でキャップヒットはわずかに223万ドル(約2億4,500万円)だ。

【C】