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ブラウンズWRベッカムは欠場、相手のチーフスはSマシューがインアクティブ

2021年09月13日(月) 05:07

クリーブランド・ブラウンズのオデル・ベッカム【AP Photo/David Dermer】

現地12日(日)に迎える今シーズン最初のサンデーフットボールは2人のスター選手が不在だ。

待望されたオデル・ベッカムの復帰は少なくともあと1週間、お預けになる。

クリーブランド・ブラウンズのワイドレシーバー(WR)ベッカムはカンザスシティ・チーフスと対戦するシーズン第1週の試合を前に、希望していたプランとは違ってインアクティブ登録された。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは、ベッカムは日曜朝にウオームアップに励んでいたものの、十分に準備を整えられたとは思えなかったようだと伝えている。

また、ラポポートによると、ヘッドコーチ(HC)のケビン・ステファンスキーはベッカムの起用を決定する前に、一定のプレー数を確認したがっていたという。

昨年10月にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂して以来、欠場の続くベッカムはシーズン開幕前も練習に制限がついており、まだコンタクトドリルにも参加していない。それでも、ラポポートによれば、まもなく復帰が見込まれているとのこと。ベッカム不在により、ラシャード・ヒギンスや新人のドノヴァン・ピープル・ジョーンズの役割が拡大する可能性がある。

一方で、ベッカムと対戦するはずだったカンザスシティ・チーフス守備陣の主力も1人、欠場が決定している。リザーブ/COVID-19リストから復帰したばかりのセーフティ(S)タイラン・マシューがインアクティブとなった。NFLネットワークのマイク・ガラフォロが伝えたところによると、チーフスは1週間以上を休んでいたマシューをスマートにプレーさせることを選んだという。

マシューは9月1日に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性判定を受け、リザーブ/COVID-19リストに登録されたが、ワクチン接種者用のプロトコルを完了して11日(土)にアクティブ登録されていた。

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