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ワクチン接種済み選手の優遇がなかったことが数字で示されたジャガーズ
2021年09月13日(月) 10:29カットダウン期日の後、ジャクソンビル・ジャガーズのヘッドコーチ(HC)であるアーバン・マイヤーは決断を下す中で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種の有無を考慮したと発言して話題となった。これを受けて、NFL選手会(NFLPA)はマイヤーHCの発言について調査を開始していた。
しかし、関係者の話に基けば、各チームが53人の初期ロースターを作成した日のマイヤーHCの行動を示す数字によると、さらなる調査を進めていくのは当を得ないとのこと。
放出された24人の選手のうち23人が完全にワクチンを接種していたと関係者は語っている。つまり、ワクチン未接種者は1人だけだ。実は、ジャガーズはNFLで5番目にワクチン未接種者が多く、ロースターにいる選手のうち11人が接種していない。
いずれはワクチン接種済みの選手が増えることを関係者一同が望んでいるものの、この数字からは完全にワクチンを接種した選手が優先されたわけではなかったと見受けられる。
リーグもNFL選手会もこの調査についてコメントしていない。
NFL選手会が調査を始めた後、ジャガーズはワクチン接種の有無を理由にリリースされた選手はいないが、「選手の稼働性はロースター決定の際に考慮される多くの要素の一つである」との声明を発表している。
【RA】