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ジャガーズ戦で大活躍のテキサンズQBテイラー、「俺にとってすべてだった」

2021年09月13日(月) 10:59


ヒューストン・テキサンズのタイロッド・テイラー【AP Photo/Eric Christian Smith】

ヒューストン・テキサンズの前には長い道のりが待っているかもしれない。しかし、ベテランクオーターバック(QB)タイロッド・テイラーの目覚ましい働きにより、テキサンズはそれを1勝0敗という形でスタートしている。

テイラーは正確で、落ち着き払っていた。そして、確実に生産性のある1日を過ごし、パス33回中22回成功、291ヤード、タッチダウン2回、インターセプト0回を記録するかたわら、ランで40ヤードを稼いでジャクソンビル・ジャガーズに対する37対21での勝利に貢献している。この日のメインストーリーは、トラブルを抱えるスターQBデショーン・ワトソンがインアクティブになっていることの影響ではなかった。

『KRIV-TV』によれば、テイラーは「俺にとってすべてだったし、ロッカールームの皆にとっても持つ意味は大きかったと分かっている」と話したという。

「初日から(テキサンズヘッドコーチのデビッド・カリーは)俺たちが外からみた印象や、外のやつらが言っていることに集中しないことを重視してきた。ロッカールームのメンバーが頼りにしてきたことの一つがそれで、俺たちはただお互いのためにプレーしている」

そう話したテイラーはさらに「俺たちは今日、それをやった。今年これからも、ずっとそれを続けていかなきゃならない」とコメントした。

この機に乗った守備陣の活躍もあり、テキサンズ攻撃陣は日曜日に37ポイントを積み上げている。これはワトソンがオフェンス陣を率いていた2020年と比較した際、2試合を除くすべての試合を上回る数字だ。レフトタックル(LT)レアミー・タンシル以外のテキサンズオフェンシブラインに懸念があることを踏まえれば、テイラーはシーズンを通じてその捕えがたさを発揮する必要があるかもしれない。ジャガーズ守備陣はテイラーを捕まえるのに苦労し、ジャガーズのサックはパスラッシャーのジョシュ・アレンが記録した1回のみだった。

カリーHCもテイラーの奮闘に喜びを示した。

「テイラーの仕事はわれわれをエンドゾーンに導き、得点を挙げることだ。今日、われわれはまさにそれをした」とカリーHCは述べている。

勝利を収めたこの試合全体についてのカリーHCのコメントは、テイラーが語った内容を鏡写しにしていた。

「このフランチャイズとチームにとって意味のあるノイズは、われわれの施設内部からくるものだけだ」

テイラーのパフォーマンスによって最も大きな恩恵を受けたのはワイドレシーバー(WR)ブランディン・クックスだった。クックスは7回テイラーのターゲットになり、キャッチ成功5回で132ヤードをマークしつつ、タッチダウン1回も決めている。ダウンフィールドでのクックスのスピードはジャガーズのセカンダリーを大いに苦しめ、テイラーがプレーを延ばす力をさらに効果的なものにしていた。

「俺は彼のマッチアップがうまいって信頼している」とテイラーは話した。

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