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WRアイユークのプレー時間についてはすぐにでも話し合うと49ersシャナハンHC

2021年09月15日(水) 17:30

サンフランシスコ・49ersのブランドン・アイユーク【AP Photo/Duane Burleson】

サンフランシスコ・49ersのワイドレシーバー(WR)ブランドン・アイユークが現地12日(日)に実施されたデトロイト・ライオンズとの試合で活動の機会が限られたのは、ハムストリングの負傷のみが理由ではなかった。ヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンによれば、アイユークがトレント・シェフィールドからプレー時間を取り返すには、もっと競うことが必要になるようだ。

『San Francisco Chronicle(サンフランシスコ・クロニクル)』によれば、シャナハンHCは月曜日に「今回のトレーニングキャンプでは彼の後ろにより優秀な選手がいたし、アイユークがいくらかの時間を失ったことや、トレント・シェフィールドがいかによくプレーしたかを考え、特にアイユークがあの試合前にいくらかの時間を逃していることから、(シェフィールドのプレー機会を増やすのは)それほど難しい決断ではなかった」と語ったという。

「試合を通じて彼らをローテーションさせるつもりだった。トレントは29プレーで、アイユークが25だったと思う。だから、われわれが予測していた通りだった。そういうふうに時間を配分したかった」

それでも、ドラフト1巡目で指名され、2020年に有望なルーキーシーズンを送ったアイユークが、その試合で1回もターゲットにならなかったのは驚きだ。49ersがボールを投じるのに苦戦していたというわけではない。クオーターバック(QB)ジミー・ガロポロは堅実なパフォーマンスを発揮していた(パス25回中17回成功、314ヤード)。

シャナハンHCが指摘するように、シェフィールドはプレシーズンのプレー機会を最大限に生かした。キャッチ5回で156レシービングヤードをたたき出しており、その中には80ヤードのタッチダウンパスも含まれている。日曜日にライオンズと対峙した際、シェフィールドはルーキーQBトレイ・ランスのカメオ出演によって、キャリア2度目のタッチダウンを決めてみせた。

シャナハンHCはアイユークの第1週のプレー時間について、本人と“すぐにでも”話し合うと述べている。アイユークとシェフィールドでプレー時間をシェアするやり方は、次の日曜日にもフィラデルフィアで見られるだろう。昨年にフィラデルフィア・イーグルスと対戦したとき、アイユークはレシーバーとしては活躍しなかったものの、25対20で敗れた試合の中で38ヤードのラッシングタッチダウンを決めている。

シャナハンHCは「アイユークはパントリターンの機会が増えると思うし、彼はもう少しターゲットになるはずだ。しかし、彼らがフィフティ・フィフティなどでローテーションしているときに、どちらがフィールドにいるか、私は尋ねたりしない。彼らのいずれかがボールを手に入れてくれればよい」と述べた。

49ersのWRディーボ・サミュエルの初戦の成績(キャッチ9回、189ヤード)が何かを意味するとすれば、アイユークとシェフィールドの間で分け合うターゲットはより貴重なものになるかもしれない。

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