ワイドレシーバー（WR）オデル・ベッカムのシーズン第2週のステータスは第1週よりもはっきりしている。

クリーブランド・ブラウンズのヘッドコーチ（HC）ケビン・ステファンスキーは現地15日（水）、シーズン第2週の試合に向けた準備にあたって無言を貫くのをやめ、ベッカムが日曜日に予定されているヒューストン・テキサンズ戦には出場しないと報道陣に語っている。

ベッカム（膝）は水曜日のブラウンズの故障報告で、制限付きの参加とされていた。

シーズン初戦の前、ベッカムは後にブラウンズがカンザスシティ・チーフスに33対29で敗れた試合のインアクティブリストが発表されるまで、クエッショナブルとされていた。スターレシーバーはTシャツ姿でサイドラインに登場し、ブラウンズとチーフスのスリリングなバトルを見守っていた。

ブラウンズはベッカム不在でも不調に陥ることなく、クオーターバック（QB）ベイカー・メイフィールドがパスで321ヤードを投じたほか、ブラウンズ攻撃陣のトータルとしては450ヤードを獲得。ただし、新人WRのアンソニー・シュワルツが1対1のカバレージでキャッチに失敗するなどの場面が何度かあり、見る者にベッカムが出場していれば他の選手にはできないプレーを決めたのではないかと思わせていた。

ベッカムは昨年10月にシンシナティ・ベンガルズとの試合でACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）を負傷してシーズン絶望となって以来、プレーしていない。トレーニングキャンプ開始時からブラウンズの練習でフィールドに姿を見せていたものの、フル参加したことはなかった。

第2週のヒューストン・テキサンズ戦でベッカムが戻ってくることはない。ブラウンズはベッカム不在の穴を埋めるべく、ジャービス・ランドリー、ラシャード・ヒギンス、ドノヴァン・ピープル・ジョーンズの3人と、同じく3人のタイトエンドたち（オースティン・フーパー、デイビッド・ジョク、ハリス・ブライアント）を頼りにしている。

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