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ブロンコスRBアンダーソンが手術、IR入りで今季絶望の可能性も

2016年10月28日(金) 10:46


デンバー・ブロンコスRB、C.J.アンダーソン【Ryan Kang via AP】

ランニングバック(RB)のC.J.アンダーソンの負傷はデンバー・ブロンコスが思っていたよりもかなり深刻だった。

アンダーソンが自身の近しい人物たちに今季絶望であると伝えていたことが分かった。これは『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたもの。情報筋を通してラポポートは、アンダーソンが現地27日(木)に損傷した半月板関節鏡下手術の受け、故障者リストに登録されるとした。

アンダーソンは当初、『Twitter(ツイッター)』上でこの報道を“誤り”と否定していたものの、後にこの投稿は削除されて代わりにこのような投稿がなされた。

「さっきの投稿は削除された。少しソーシャルメディアから離れようと思う」

アンダーソンは27日正午過ぎ、家族やチームメイト、ファンに向けたメッセージをツイッターに投稿。

「チームメイト、友達、コーチたちに感謝の言葉を伝えたい。どんな時でも支えてくれるデンバー・ブロンコスは本当に良いチームだ。ここ数時間、ファンの皆からも応援や回復を祈るメッセージをもらっていて、本当にありがたく思っている。今季終了か、あるいは途中で復帰してスーパーボウル出場の手助けをできるかは次の段階に進まないとまだ詳しくは分からない。しかし、今までよりも強くなって帰ってこれるよう、必死に努力するつもりだ。皆ありがとう!」

アンダーソンはマンデーナイトに開催されたヒューストン・テキサンズ戦の序盤で膝を負傷。当初、復帰まで数週間を要する右膝の骨挫傷(こつざしょう)と診断を受けていたアンダーソンのもとに、セカンドオピニオンからさらなる悪い知らせが届いた。

前戦では、キャリー16回、107ヤード、1タッチダウンを記録し、自己ベストのシーズンを送っていたアンダーソン自身が今回1番に落胆したのではないか。今季これまでに記録している1キャリー平均6.7ヤードは彼のシーズン平均より2ヤード以上も長い。

第7週では新人RBのデボンティー・ブッカーのプレー時間が長くなり、17キャリーを記録した。もはやブッカーはアンダーソンに代わるワークホースのRBとなる運命だ。プロ3年目のRBキャプリ・ビブスはフルバック(FB)アンディー・ヤノービッチと共にサポート役を務める。今後の試合、彼らがスナップを見る機会もより増えるだろう。