ディフェンシブエンド（DE）デマーカス・ローレンスの復帰への長い道のりが正式に始まった。

ダラス・カウボーイズのスターDEが現地16日（木）に骨折した足の手術を受け、“かなりの時間”を逃すことになるとヘッドコーチ（HC）マイク・マッカーシーが報道陣に語った。ローレンスは水曜日に行われた練習中に、1対1のパスラッシュドリルで負傷している。

先週、2度のプロボウラーであるローレスはタンパベイ・バッカニアーズ戦で力強いスタートを切り、タックル5回とフォースドファンブル1回を記録していた。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは、ローレンスのリハビリが順調に進んだ場合、11月に復帰できる見込みだと伝えている。最良のシナリオで進んだとしても、残るカウボーイズディフェンス陣は相当の重荷を背負うことになるだろう。

マッカーシーHCは「もちろんデマーカスを失うし、彼はわれわれにとってプライムタイムの選手だ。彼はタンパで良いスタートを切ったと思う。こういうケガはどの選手にだってあってほしくないものだが、他の選手にチャンスが開かれるものでもある」と話した。

そのチャンスを最大に生かすのが誰なのかはまだ分かっていない。ランディ・グレゴリーは現在、リザーブ／COVID-19（新型コロナウイルス感染症）リストに置かれており、ベテランのタレル・バシャムが経験の浅いリザーブであるドーランス・アームストロングやチャウンシー・ゴルストン、ブラッドリー・アナエらを率いる形となっている。

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