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股関節負傷のワシントンQBフィッツパトリックは手術ではなくリハビリを選択、8週間欠場の見込み

2021年09月17日(金) 08:51


ワシントン・フットボール・チームのライアン・フィッツパトリック【AP Photo/Alex Brandon】

股関節に重傷を負ったワシントン・フットボール・チームのクオーターバック(QB)ライアン・フィッツパトリックは手術を受けないものの、2021年シーズンの約半分を欠場する見込みだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地16日(木)に『NFL NOW』で伝えたところによると、第1週のロサンゼルス・チャージャーズ戦で股関節を亜脱臼した38歳のシグナルコーラーは手術ではなくリハビリを選択し、“非外科的”に対処しているという。フィッツパトリックは約8週間の休養を予定しているが、理論的にはもっと早く復帰できる可能性があると、ラポポートはつけ加えた。

ワシントンが火曜日にフィッツパトリックを故障者リザーブ(IR)に入れたため、少なくとも第4週までは出場できなくなっている。しかし、フィッツパトリックが復帰するのは第10週以降、11月に入ってからのようだ。

フィッツパトリックの代わりにテイラー・ハイニケが先発することになっている。28歳のハイニケがサーズデーナイトに行われるニューヨーク・ジャイアンツ戦で先発する一方で、ロン・リベラHC(ヘッドコーチ)のお気に入りであるカイル・アレンは今後ワシントンのバックアップQBとなる予定だ。ワシントンは今週、練習生としてカイル・シューマーとも契約している。

フィッツパトリックの治療が数週間に及ぶことが判明した後、リベラHCはこのベテランQBをロースターに加えるつもりはないと語っていた。フィッツパトリックのタイムテーブルが明らかになった今、その状況が変わらないかどうかを見てみよう。

【RA】