昨年、5歳の女の子に重傷を負わせる事故を引き起こしたカンザスシティ・チーフスの元アシスタントコーチであるブリット・リードが、来年4月に酒気帯び運転の罪で裁判を受ける予定だ。

現地16日（木）に行われたバーチャルヒアリングで、重罪の容疑がかけられているブリットの裁判は来年4月18日に開かれる予定となった。裁判は1週間続くと想定されている。

検察官によると、チーフスのヘッドコーチ（HC）アンディ・リードの息子であるブリットは、2月にアローヘッド・スタジアム近くの進入ランプに停止していた車2台に衝突し、起訴されたという。衝突された車のうちの1台に乗っていた少女アリエル・ヤングは外傷性脳損傷を負った。

ブリットが車に衝突した際、飲酒した状態でスピードを出していたと検察は主張している。裁判記録によると、事故の約2時間後には血中アルコール濃度が0.113あったとのこと。

ブリットは事故後、鼠径部（そけいぶ）のケガで緊急手術を受けた。

チーフスはブリットを休職処分としていたが、その後、契約満了によりチームとの雇用関係は終了している。

記事提供：『The Associated Press（AP通信）』

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