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ベンガルズWRヒギンズが“オチョシンコ”の85番から5番への変更を予定

2021年09月17日(金) 10:24

シンシナティ・ベンガルズのティー・ヒギンズ【AP Photo/Jeff Dean】

ワイドレシーバー(WR)ティー・ヒギンズの85番としての日々――チャド・オチョシンコ2.0としての日々――が終わる。ヒギンズはナンバー5をつける選手として新たな道を歩き始めるのだ。

シンシナティ・ベンガルズでキャリア2年目を迎えているダイナミックなワイドレシーバーであるヒギンズは、今季が85をつけて戦う最後のシーズンであり、その後はクレムソン大学時代のナンバーである5を使用すると話している。

ヒギンズは現地16日(木)に「“Twitter(ツイッター)”で“オチョシンコ2.0”っていわれるのをずっと見ていた」と『ESPN』のベン・ベイビーに語った。

「俺は2.0でいたくない。チャドに敬意がないわけじゃない。彼は偉大なレシーバーだし、他にもいろいろな。ただ、俺自身が誰かの2.0でいたくないだけだ。俺はティー・ヒギンズでいたい。1.0で、ナンバー5でいたいのさ」

ベンガルズでルーキーシーズンと2年目に85番を身にまとっていたヒギンズは、偉大なジャージーナンバーを背負って素晴らしいスタートを切っていた。

長きにわたってベンガルズを代表する選手だったオチョシンコ(正式にはチャド・ジョンソン)は、プロボウル選出6回、オールプロ2回という実績を残しつつ、NFLで最も華やかな選手の一人にして、同世代の中で最も才能あるワイドレシーバーの一人として評価されている。

ルーキーイヤーに900レシービングヤードを越え、今季の第1週にもタッチダウン1回を決めたヒギンズは、自分がナンバー85を脱ぐ頃には、ベンガルズでそのナンバーを使う最後の選手になるだろうと考えている。ベンガルズがジョンソンへの敬意を表してこのナンバーを永久欠番にするのではないかと予想しているのだ。

「チャドはこのオーガナイゼーションのために本当に多くのことをやったと思う。彼のナンバーはいつか永久欠番になると思うよ」とヒギンズは話した。

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