パッカーズ、背中の負傷を抱えるOLBスミスをIRに登録
2021年09月18日(土) 12:59グリーンベイ・パッカーズはスターパスラッシャーであるザダリアス・スミス不在の状態でシーズン初戦の大敗から立ち直ろうとしている。
マット・ラフルアーHC(ヘッドコーチ)は報道陣に対し、背中のケガが原因でクエッショナブル登録していたアウトサイドラインバッカー(OLB)スミスが治療を続行できるように、チームは彼を故障者リザーブ(IR)に入れると伝えた。
『ESPN』のロブ・デモフスキーによると、ラフルアーHCは「しばらくの間、彼を休ませる必要がある。彼を限定的(な役割)にとどめておくのか、それとも、しばらくの間、彼を休ませてわれわれが望むスナップカウントまで彼を引き上げようとするのか、だ」と話したという。
パッカーズは不調のエッジラッシャーを週ごとに管理するのではなく、シーズン後半にスミスが復帰したときに完全な状態であることを期待して、短期的なアプローチよりも長期的なアプローチを選択するつもりだ。
IRに置かれるため、プロボウルに2回選出されているスミスは少なくとも3週間は出場できなくなる。
シーズン第1週のニューオーリンズ・セインツ戦でスミスは17回のプレーに参加しているが、すべて序盤の3クオーターでの出場だった。29歳のスミスは明らかに彼らしいプレーができておらず、タックル1回とプレッシャー0回で出番を終えている。
過去2シーズンでサック26回を記録した圧倒的なエッジラッシャーを失うことは、シーズン初戦で壊滅的な打撃を受けたパッカーズの守備陣にとって大きな痛手だ。パッカーズはアウトラインバッカー(OLB)プレストン・スミスを頼り、ドラフト1巡目指名のラインバッカー(LB)ラシャン・ゲイリーの出番も増えるだろう。
パッカーズは現地20日(月)夜にデトロイト・ライオンズとの対戦後、サンデーナイトフットボールでサンフランシスコ・49ersと対戦するためにサンフランシスコへ向かい、その後、ピッツバーグ・スティーラーズを本拠地に迎える。
スミスの背中の痛みが続けば、パッカーズはシーズンの大部分で最も強力なパスラッシャーを失うことになりそうだ。
【RA】