チャージャース、ジョーイ・ボサが練習復帰
2016年09月01日(木) 12:56ジョーイ・ボサによる契約留保は、一時、ボサとサンディエゴ・チャージャースの間に深刻な溝を作ってしまった。しかし、2016年ドラフト全体3位指名のディフェンスエンド(DE)であるボサは、現地30日(火)にようやくチームの練習に戻った。
ボサの様子についてヘッドコーチ(HC)のマイク・マッコイは「ボサがチームに戻って本当に良かった。この時を待ちわびていたんだ。彼のコンディションも悪くなさそうなので、準備はできているはずだ」とチームの公式サイトで述べた。
マッコイはこうも語る。
「ボサはプレーすることに喜びを感じているようだ。毎日、エネルギーに溢れ、情熱を持って取り組んでいる。昨日もトレーニングルームで汗を流していた。また、ミーティングにも熱心に参加している。個人練習でもその必死さが伝わってくるだろう。ボサはチームを離れた時と何も変わっていない」
最終的に、4年契約の2,580万ドル(約26億6,000万円)、チャージャース史上最高額の契約金1,700万ドル(約17億5,000万円)で合意した後、ボサは「プレーできることが本当に嬉しい」と語った。
ボサは「自分のリズムを取り戻すのに多少の時間は必要だ。昨日はコーチと少し居残りで練習した。また今日も同じように練習するつもり。この1週間で、リズムを取り戻せると思う」と明かした。
火曜日の練習では接触プレーがなかった。ボサは2016年元旦に、オハイオ州立大学でプレーした最終戦以来、まだ装具を身につけていない。かつてオハイオ州立大でボサとチームメイトであったラインバッカー(LB)ジョシュア・ペリーは、それは全く問題ないと見ている。
ペリーは「ジョーイは大丈夫。彼自身もそう言っていた。チームメイトも歓迎してくれていたし、彼が戻ってきてくれてすごく興奮している。昔のように、また息の合ったプレーができれば最高さ」と語った。
ベテランのコーリー・リウゲットはボサについて、「新人だからか、まだおとなしい感じだ。だが、彼がチームを離れている期間も、トレーニングを積んでいたことは明らかだ。彼の状態はとても良い」と述べた。