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ミンゴ、ペイトリオッツ移籍に興奮

2016年09月01日(木) 14:52


練習前のウオームアップに励むLBバーケビアス・ミンゴ【AP Photo/Steven Senne】

バーケビアス・ミンゴがニューイングランド・ペイトリオッツで本格的に目覚めようとしている。

ミンゴは勝利とは縁がなかったクリーブランド・ブラウンズで3年を過ごした後、2017年ドラフト7巡目指名権とのトレードで、ヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチック率いる常勝軍団ペイトリオッツに移籍。

今週、ミンゴは『The Boston Herald(ザ・ボストン・ヘラルド)』誌に対し、「とてつもなく大きな違いだ。勝利の精神はクリーブランドではなく、昔からここで生まれてきたんだ。ペイトリオッツの一員になれて最高に嬉しい」と語った。

かつてルイジアナ州立大学のスターだったミンゴは、ブラウンズから2013年ドラフト全体6位で指名を受けた。クリーブランドでは46試合を通し、7サックのみであったミンゴは、ここニューイングランドで真価を問われる。

エッジラッシャーのミンゴはクリーブランドでのルーキーイヤーを“恐ろしかった”とだけ語っている。この年、もがき苦しんだブラウンズは、たった4勝でシーズンを終了。次の2年間もミンゴにとっては容易ではなかった。コーチ陣が相次いで交代した影響で25歳の彼は固定のポジションを見つけられなかった。最終的に、インサイドラインバッカー(ILB)としてミンゴはブラウンズを去った。

ペイトリオッツが、これまで辛酸を舐めてきたミンゴをプロボウラーへと変身させるのを期待することは至極当然である。

暗闇を抜け出したミンゴは今、フォックスボロの地を縦横無尽に駆け回っている。

ミンゴは「本当に最高だ。このチームはどこのポジションでも層が厚い。誰が出てもおかしくない。ディフェンスラインとラインバッカーの連携で、ビッグプレーを生み出すことができるチーム。本当にここに入れて良かった」と興奮しながら語った。