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スティーラーズがメッテンバーガーを獲得、グラドコウスキーは離脱

2016年09月01日(木) 15:10


チャージャーズからスティーラーズに移籍するザック・メッテンバーガー【Paul Spinelli via AP】

ザック・メッテンバーガーが市場にいた時間は短かった。

現地31日(水)、ピッツバーグ・スティーラーズはクオーターバック(QB)メッテンバーガーを獲得したと発表。サンディエゴ・チャージャーズによってウェイバーにかけられた翌日の出来事だった。メッテンバーガーは巨体を誇るQBベン・ロスリスバーガーとQBランドリー・ジョーンズの後ろに控えることとなる。

メッテンバーガーはハムストリングの負傷により故障者リスト入りしたブルース・グラドコウスキーの穴を埋める。

かつては“トム・ブレイディの廉価版”とも呼ばれた元テネシー・タイタンズQBのメッテンバーガーは、テネシーがマーカス・マリオタのバックアップとしてマット・キャセルと契約した後、5月のミニキャンプ中に解雇された。2015年は負傷したマリオタに代わって2試合に出場し、パス成功率60.8パーセント、935ヤード、4タッチダウン、7インターセプト。テネシーでの2年間で、メッテンバーガーがチームを勝利へと導くことは1度もなかった。

サンディエゴ・チャージャーズで、メッテンバーガーはフィリップ・リバースとケレン・クレメンスに次ぐQB3番手を争う中でドラフト外の新人マイク・バーコビッチにも敗れた。新天地はまた同じAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)だ。

はたして、かつて前途有望とされたメッテンバーガーは、いつまでスティーラーズにとどまれるだろうか。