QBロスリスバーガーが胸筋負傷、調整の準備をした方がよいとスティーラーズHCトムリン
2021年09月22日(水) 11:35ピッツバーグ・スティーラーズのヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンは現地21日(火)、クオーターバック(QB)ベン・ロスリスバーガーが左胸筋の負傷を抱えており、シーズン第3週のシンシナティ・ベンガルズ戦に向けた準備に影響するとの見通しを語った。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のアディティ・キンカブワラによれば、トムリンHCは「調整できるように準備しておいた方がいい」と続けたという。
ロスリスバーガーは日曜日にラスベガス・レイダースに敗れた試合でヒットを10回、サックを2回受けており、複数回サックされるのは2試合連続でのことになる(第1週のバッファロー・ビルズ戦でも2回)。『NFL Research(NFLリサーチ)』によれば、“ビッグベン”が連続して複数回サックされたのは2019年のシーズン第15週と第16週以来のことだという。
ロスリスバーガーがいつ負傷したのかは定かではないと話すトムリンHCは、本人にも分かっていないかもしれないとつけ加えた。
ロスリスバーガーはキャリアを通じて多くのケガを抱えながらプレーしてきた。しかし、39歳の今、迅速に回復することはないかもしれない。どれだけの仕事ができるかは、これから数日後の故障者報告から分かるだろう。
ロスリスバーガーがいくらかの時間を逃すことがあれば、バックアップQBのメイソン・ルドルフが練習で多くのレップスを担うはずだ。ドウェイン・ハスキンズがQB3に名を連ねている。
スティーラーズのそのほかの故障者であるT.J.ワットやアレックス・ハイスミス、ジョー・ヘイデン、デビン・ブッシュについては、トムリンHCからは特に新しい情報はなかった。4人のディフェンダーの全員が、鼠径(そけい)部を負傷している。
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