クリーブランド・ブラウンズのレシーバー勢が流動的になっている中、オデル・ベッカムへの期待がさらに高まっている。

現地22日（水）に大きな動きがあった。昨年10月にACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）を断裂したベッカムがそれ以来で初めて、ブラウンズのリスト上で練習にフル参加とされたのだ。

木曜日の練習でもフル参加になっていたベッカムは、これらの報告に現れている進展はすなわち、日曜日のシカゴ・ベアーズ戦での今季初出場を意味するのか尋ねられた。しかし、ベッカムは漠然と“どうなるかな”と答えただけだった。

『ESPN』によれば、ベッカムは「すべてが順調に進んでいる。進歩の一部だし、それに向かって進んでいる。すべてがいい感触さ。ただ毎日のことに取り組んでいる」と話したという。

OBJが復帰すればブラウンズ攻撃陣がパワーアップするのは間違いない。ただ、チームはジャービス・ランドリー（MCL／内側側副靭帯[じんたい]捻挫）を火曜日に故障者リザーブ（IR）としており、ワイドアウトの状況はさらに重要なものとなっている。

ケガの深刻度を問わず、すべての負傷者に対して忍耐強い姿勢を取ることが選手にとってもチームにとっても最良の道だ。それでも、クオーターバック（QB）ベイカー・メイフィールドとブラウンズはベッカムが第3週のラインアップに戻ってくることを望んでいるだろう。

OBJのコメントからは、試合日のステータスについては直前まで分からないことが示唆されている。実際にそうなるのだとすれば、ブラウンズとその熱狂的なファンにできることはただ一つ、待つことだけ。これまでの11カ月と同じだ。

「ワクワクするだろうな。戻るためだけじゃなく、これまでより成長してもっと良くなるために、ものすごくハードにやってきた」と言うベッカムは、次のように続けている。

「当然、楽しみにしているよ。かなり長い時間だった。ずっと洞窟にいた。・・・きっとスペシャルになるだろう」

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