LBコリンズのトレードを模索していると認めたライオンズHCキャンベル
2021年09月24日(金) 11:13デトロイト・ライオンズがラインバッカー(LB)ジェイミー・コリンズの移籍先を探している中、ベテランの彼は自宅で次の行き先の情報を待っている。
『The Athletic(ジ・アスレチック)』が伝えところによれば、コリンズは現地23日(木)にチームの施設に姿を見せておらず、ライオンズはコリンズの状況に変化を与える方法を模索しているとヘッドコーチ(HC)のダン・キャンベルが記者団に話したとのことだ。キャンベルはコリンズの態度を称賛しているものの、ライオンズは流動的な再建に取り組んでいる最中にあり、コリンズはもう若くないため、チームは他の選手にチャンスを与えるために彼の役割を減らすことを考えている。
また、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはライオンズがコリンズのトレードを検討していると水曜日に報じており、興味を示したチームからの問い合わせに対応しながら、新人ラインバッカーのデレック・バーンズをラインナップに加える準備をしているという。キャンベルは火曜日に、バーンズはもっとプレーするチャンスを与えられるべきだとし、0勝2敗で今シーズンのスタートを切った今こそ、バーンズに貴重な経験を積ませる絶好の機会だと話している。
バーンズはここまでほとんど出番がなく、ライオンズの最初の2試合では主にスペシャルチームで起用された。バーンズはシーズン第1週のサンフランシスコ・49ers戦で5回のディフェンススナップに参加し、タックル2回を記録。去る月曜日の夜に行われたグリーンベイ・パカーズ戦では1度もディフェンスで起用されることなく試合を終えた。
ライオンズは練習生のラインバッカー、ジョシュ・ウッズをアクティブロース―ターに登録した。ワイドレシーバー(WR)のタイレル・ウイリアムスは脳しんとうのため故障者リストに、キッカー(K)のオースティン・サイバートはリザーブ/COVID-19リストにそれぞれ置かれている。
コリンズはマット・パトリシア前HCとニューイングランド・ペイトリオッツで一緒に過ごしており、パトリシアの後を追う形で2020年に馴染みのある顔としてライオンズに加入した。コリンズはライオンズの一員として昨シーズンはタックル101回と、サックとインターセプトを1回ずつ記録している。パトリシアは昨年のシーズン第12週、サンクスギビングデーに行われたヒューストン・テキサンズ戦で惨敗したのを受けて解雇され、これによりコリンズがペイトリオッツ時代に築いた関係は意味をなさなくなった。
コリンズはデトロイトにそう長くはいないだろう。彼がどこに向かうのかは要注目となる。
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