ダラス・カウボーイズのクオーターバック（QB）ダック・プレスコットの復帰ツアーが次に控えるのは本拠地で開かれる試合だ。

昨シーズンに足首を骨折して以降、初めてAT&Tスタジアムでファンの前でプレーするプレスコットとカウボーイズは、ライバルのフィラデルフィア・イーグルス撃破を目指している。

そして、プレスコットはホームにいる観衆の喜びをすべて享受したいと考えている。

『ESPN』のトッド・アーチャーによれば、現地24日（金）にプレスコットは「アウェーゲームに比べてカウボーイズのファンがたくさん集まってくれるから、さらに特別なものになると思う」と語り、次のように続けたという。

「最初の2試合でも、もちろん素晴らしい旅をしてエネルギーを感じたんだけど、たぶん、ここ1年くらいかな、これまでずっとファンが俺に与えてくれたサポートが重要だってことが分かって、そう感じていた。COVID-19や去年の経験を経て、試合前であれ、試合中であれ、フィールドに出て彼らが戻ってきたことが分かったら、ほら、それはエキサイティングだろう」

「その瞬間を大切にして、感謝の気持ちを忘れずに、それからイーグルスのディフェンスに気持ちを戻して、試合に勝つために何をしなきゃならないかを考える」

実際、カウボーイズのファンはよく遠征しており、タンパベイで開かれたタンパベイ・バッカニアーズとの開幕戦や、シーズン第2週に敵地で開催されたロサンゼルス・チャージャーズ戦でも現地に赴いていた。

27日夜にはさらに多くのカウボーイズファンが集まるだろう。また、プレスコットは昨季第5週にニューヨーク・ジャイアンツ戦で足首を負傷してあえなくシーズン終了となって以来、初めてAT&Tスタジアムでレギュラーシーズンの試合に出場する。

プレスコットにとっては思い出したくない記憶でも、カウボーイズのホームフィールドで発揮する彼の実力は本物だ。

2016年にキャリアが始まってから、プレスコットは本拠地での試合で24勝11敗という結果を残してきた。彼はこの素晴らしい記録に加えて、約1年前に有望なシーズンを終了させたケガから、さらに一歩前進したいと考えている。

【RA】