WRジョシュ・ゴードンがリーグに復帰、チーフスと契約へ
2021年09月28日(火) 08:59ジョシュ・ゴードンがフットボールに戻ってくる。そして、カンザスシティへと向かう。
現地27日(月)のトランザクションワイヤによれば、30歳のワイドレシーバー(WR)であるゴードンが正式にNFLによる出場停止を解かれている。ゴードン本人がAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)王者であるカンザスシティ・チーフスに加わることを『Twitter(ツイッター)』で明かしている。
Time to get to work. 🎯 @Chiefs 🙏🏾
— Flash (@JOSH_GORDONXII) September 27, 2021
「さあ仕事だ @Chiefs」
ゴードンはチーフスと練習生として契約を結ぶと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたものの、調子を上げればアクティブロースターに昇格すると見られている。
ゴードンは1月にNFLから暫定的な復職の許可を受けていたものの、薬物乱用との戦いの中で暫定的な復職の条件に抵触していた。
ゴードンは過去数年間の間に、リーグによって6度の出場停止処分を受けている。
かつてクリーブランド・ブラウンズから補足ドラフトで指名を受けたゴードンは、2015年と2016年の各シーズンのすべてを出場停止処分によって逃し、ブラウンズで2017年に5試合、2018年に1試合に出場した後、2018年の半ばにニューイングランド・ペイトリオッツにトレードされた。ペイトリオッツへのトレードはブラウンズがゴードンをリリースする意向を公にしてから実現したもので、ブラウンズは当時「われわれは別々の道に進み、前進するのが最良だと感じる地点に至った」とコメントしている。
ペイトリオッツの選手として11試合に登場したゴードンはキャッチ40回、720ヤード、タッチダウン3回をマーク。ペイトリオッツにとどまった2019年は6試合に出場した段階で膝を負傷し、故障者リザーブ(IR)となった。ペイトリオッツはハロウィーンの頃にIRのゴードンをウェイバーにかけ、シーホークスがその翌日にクレームしている。
ゴードンは2019年シーズンの残る期間をシアトルで過ごすも、その年の12月に出場停止処分を受けたことで、2020年シーズンのすべてを棒に振った。シーズンを丸ごと逃すのは、キャリアで3度目のことだった。シーホークスは1月に再び無期限の出場停止を言い渡されたゴードンを3月にリリース。これによってゴードンはインドアのリーグであるファン・コントロールド・フットボールに加わることができた。
ゴードンは7月に再び復職を願い出ており、週末に願いがかなった。これからゴードンはカンザスシティでアンディ・リードHC(ヘッドコーチ)やクオーターバック(QB)パトリック・マホームズ、タイトエンド(TE)トラビス・ケルシー、WRタイリーク・ヒルらと共にキャリアをよみがえらせようとしている。
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