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ペイトリオッツRBホワイトは股関節亜脱臼、離脱期間は不明

2021年09月28日(火) 11:18

ニューイングランド・ペイトリオッツのジェームス・ホワイト【AP Photo/Steven Senne】

ニューイングランド・ペイトリオッツはランニングバック(RB)ジェームス・ホワイトなしでクオーターバック(QB)トム・ブレイディ率いるタンパベイ・バッカニアーズと対戦しなければならないようだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ジアルディが現地27日(月)、ケガについて知る人物の話を元に、ホワイトが日曜日に実施された試合中に股関節を亜脱臼したと伝えている。

この負傷によってホワイトがどれくらい離脱することになるかは分からない。さらなる検査の結果次第で、故障者リザーブ(IR)リストに置かれる可能性もある。

ホワイトはペイトリオッツがニューオーリンズ・セインツに28対13で敗れた試合の第2クオーター序盤に、6ヤードのランの後に臀部から勢いよく地面に倒れた。この日、ホワイトはスナップ6回でしかプレーしていない。すぐに試合から除外されたことが、ケガの深刻度を物語っていた。

今季にタンパでブレイディに合流するチャンスもあったホワイトだが、1年契約でペイトリオッツに戻ることを選んでいた。最初の2週に新人クオーターバック(QB)マック・ジョーンズにとってのパーフェクトな武器となったホワイトは、かつてのブレイディ時代のような活躍を見せていた。ホワイトは今季最初の2ゲームでキャッチ12回(チームで2位)、94ヤードをマークする傍ら、キャリー9回で32ヤード、タッチダウン1回を記録している。

29歳のホワイトが離脱することで、RBデイミアン・ハリスが多くのレップスを任されることになりそうだ。パスキャッチングダウンではJ.J.テイラーのスナップが増えるかもしれない。日曜日にはRBブランドン・ボールデンがハリスと交代でプレーしており、新人のラモンドレ・スティーブンソンは第1週のファンブルを受けて再びインアクティブになっている。スティーブンソンにチャンスが与えられるかは、これからの数週間で分かるだろう。

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