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NFL月間最優秀選手にレイダーズQBカー、ラムズWRカップなど

2021年10月01日(金) 00:03

ラスべガス・レイダースのデレック・カー【AP Photo/David Becker】

シーズン最初の3週間でラスベガス・レイダースのクオーターバック(QB)デレック・カーが見せた優れたプレーに、人々は眉を上げ、注目した。

今では、称賛の方が勝っている。

これまでのキャリアで初めて、カーがAFC攻撃部門の月間最優秀選手に選ばれたことが現地30日(木)のリーグの発表で明らかになった。

カーは司令塔としてレイダースを3勝0敗でのスタートに導いた。これは彼らにとって2002年以来のことだ。3ゲームを終えて、彼は1試合平均400ヤード以上を達成しており、ここまで1,203ヤードとタッチダウン6回を記録、対してインターセプトはわずか2回となっている。カーは136回のパスアテンプトで88回(64.7%)をコンプリートしており、レーティングは101.4を獲得した。

NFC攻撃部門の月間最優秀選手はロサンゼルス・ラムズのワイドレシーバー(WR)クーパー・カップが獲得した。彼はQBマシュー・スタッフォードとのクイックな連携を見せて素晴らしいシーズンスタートを決めている。カップは驚くことに試合平均122.3ヤードを記録しており、ここまで25回のレシーブでトータル367ヤードを稼ぎ、5回のタッチダウンを挙げている。カップは現在レシーブ数、ヤード、試合平均ヤードとタッチダウン数でリーグ首位に立っている。

印象的なカムバックイヤーとなっているデンバー・ブロンコスのラインバッカー(LB)ボン・ミラーがAFC守備部門の月間最優秀選手賞を獲得した。3勝0敗という完璧なスタートを切ったブロンコスで、ミラーはタックル8回、タックル・フォー・ロス6回とサック4回を達成した。

ジャクソンビル・ジャガーズのスペシャルチームで目立っているジャマル・アグニューは9月に100ヤード越えのタッチダウンを2回も達成してAFCスペシャルチーム部門の月間最優秀選手に選ばれている。アグニューはシーズン第2週に102ヤードのキックオフリターンを決めて得点した後、第3週にもフィールドゴールのミスから109ヤードのリターンタッチダウンを決めた。

ダラス・カウボーイズのコーナーバック(CB)トレボン・ディグスはここまで毎試合インターセプトを決めており、NFC守備部門の月間最優秀選手賞を手に入れた。ディグスの3回のインターセプトには第3週のピック6も含まれており、これに加えてタックル9回とパスディフェンス6回を記録している。

NFCスペシャルチーム部門の月間最優秀選手にはサンフランシスコ49ersのパンター(P)ミッチ・ウィシュノウスキーが選ばれた。これまで11回のパントでウィシュノウスキーの平均は46.8ヤードとなっており、敵陣20ヤード以内に8回のパントを決めている。

シンシナティ・ベンガルズのWRジャマール・チェイスはキャリア最初の3ゲームで4回のタッチダウンを決めており、攻撃部門の月間最優秀新人賞に輝いた。チェイスはここまで11回のレシーブで220ヤードを獲得している。

ロサンゼルス・チャージャーズのCBアサンテ・サミュエルJr.はすでにチームのディフェンスに欠かせない一部となっており、守備部門の月間最優秀新人賞に選ばれている。サミュエルJr.はここまでタックル10回、パスディフェンス4回と2回のインターセプトを記録している。

【M】