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トレードについて「自分にとってベストな選択に合意しただけ」とコルツRBマック

2021年10月01日(金) 23:56

インディアナポリス・コルツのマーロン・マック

現地26日(日)に開催されたテネシー・タイタンズ戦に敗れた後、インアクティブとなったインディアナポリス・コルツのランニングバック(RB)マーロン・マックはトレードを要求している。マックは木曜日、2017年ドラフトの4巡目で指名されて以来、自らが唯一知っているフランチャイズに別れのあいさつをするかのような会見を開いた。

『FOX 59』のマイク・チャペルによれば、マックは「ただ、自分にとってベストな選択に合意しただけだ。彼らはすべてに賛成してくれた。100%サポートしてくれた。これはお互いの合意に基づくものと言っていいだろう」と話したという。

マックはコルツのオーナーであるジム・アーセイに1,500ヤード走れる選手だと言わしめた、才能あるランニングバックだ。

しかし、25歳のマックのキャリアはケガで台無しになっている。アキレス腱を断裂したことにより、昨季はわずか1試合の出場にとどまった。

今オフシーズンにコルツと再契約したマックだが、ジョナサン・テイラーが主力となってチームを安定させ、ナイヒーム・ハインズがその補佐役を担うようになった今、マックがコルツで役割を果たす余地はなくなった。来季のフリーエージェント(FA)に向けて、マックは手術から回復した姿を各チームに見せる必要がある。コルツでは、そのチャンスはないだろう。

5年目のマックはより大きなチャンスを与えてくれるチームを見つけたいと考えている。

トレードの可能性について、マックは「まだ分からない。NFLだからね。クレイジーなんだ。知る由もないよ」とコメントし、こう続けている。

「俺はこのチームのためにハードワークを続け、勝負に勝つだけだ」

ランニングバックの負傷はNFLのシーズンを通してよく起こるとはいえ、昨季にたった1試合しか出場しておらず、アキレス腱の負傷から復帰したばかりのRBにコルツが高額な値段をつけるとは考えられない。ジェネラルマネジャー(GM)を務めるクリス・バラードはマックが5季にわたってコルツで費やした努力に敬意を表し、より多くの活躍ができる道は閉ざされている可能性が高いと知りつつ、トレード要求を受け入れたと考えられる。

「俺はただ耐えるだけ。それだけが俺にできることだ」とマックは言い、「良い人間でいる。全部含めてそうさ。周りの人に良いイメージを持ってもらって、ネガティブにならないようにする」と続けた。

【RA】