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ペイトリオッツ、股関節負傷のRBジェームス・ホワイトをIRに登録

2021年10月02日(土) 20:45


ニューイングランド・ペイトリオッツのジェームス・ホワイト【AP Photo/Steven Senne】

ニューイングランド・ペイトリオッツは現地1日(金)、ランニングバック(RB)のジェームス・ホワイトを故障者リザーブ(IR)に登録したことを発表した。

ホワイトは黒星となった第3週のニューオーリンズ・セインツ戦で股関節を亜脱臼してしまい、離脱期間不明の状態となっていた。

ペイトリオッツにとってホワイトを失うことは、ランニングゲームよりもパスアタックの面で打撃となる。彼はキャッチ数(381回)の方がキャリー数(319回)より多く、クラブでの8年のキャリアでサードダウンにおいて重要な役目を担ってきた。

ルーキークオーターバック(QB)マック・ジョーンズにとってこれは、ダウンフィールドのターゲットがカバーされている際の頼りになるダンプオフオプションを失うことになる。

ホワイトはセインツ戦前半に6ヤードのランの後で倒れ、カートに乗ってフィールドを去った。

今シーズンにプレーした2試合強のゲームで彼は12回のパスをキャッチして94ヤード、キャリー10回で38ヤードを稼いでいた。29歳のホワイトがプロでのベストシーズンを記録したのは3年前の2018年。ペイトリオッツのパス攻撃で123回もターゲットとなり、87回をキャッチして751ヤードを獲得した。同じシーズンに彼はランでもアテンプト94回、425ヤードと5回のタッチダウンというキャリアベストを記録している。

クラブの主要ラッシャーはデイミアン・ハリスだが、バックフィールドからペースを変えるオプションとして、ペイトリオッツはブランドン・ボールデンかJ.J.テイラーに目を向ける可能性がある。2人はホワイトを欠いたセインツ戦で合わせて5回のレシーブを達成した。もしも、チームが代わりにトレードを模索するとすれば、1つの可能性としてインディアナポリス・コルツのマーロン・マックが考えられる。マックとコルツは今週、トレードに向けて動くことで双方が同意した。

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