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ワシントンのアスレチックトレーナーが犯罪捜査のため休職処分に

2021年10月05日(火) 12:28


ワシントン・フットボール・チームのロゴ【AP Photo/Susan Walsh】

ワシントン・フットボール・チームはヘッドアスレチックトレーナーのライアン・バーミリオンを、代表者いわく「クラブとは関係のない進行中の犯罪捜査」を理由に休職処分にした。

バーミリオンはカロライナ・パンサーズで18シーズン働いたのち、ワシントンのヘッドコーチ(HC)ロン・リベラのもとで2シーズン目を迎えていた。連邦当局は先週、この捜査に関連してチームの練習施設を家宅捜索しており、バーミリオンはこの週末にアトランタ・ファルコンズの本拠地で行われた試合には同行しなかったと『NBC Sports Washington(NBCスポーツ・ワシントン)』が報じている。

捜査の内容は明らかになっておらず、リベラHCも現地4日(月)の記者会見でこの件に関するチームの声明を先送りにした。

ワシントンは2020年1月にリベラHCの直後にバーミリオンを採用。オーナーのダン・スナイダーはバーミリオンをチームに最適な人材であり、「NFLで最も尊敬されているベテランのヘッドアスレチックトレーナーの一人 」だと称していた。リベラHCも当時、「ライアンがチームに与えるポジティブな影響を身をもって体験した」と述べていた。

パンサーズに所属する前にバーミリオンはリハビリテーションディレクターとして1シーズンをワシントンで過ごしている。それ以前は殿堂入りを果たしたドン・シューラHCのスタッフとしてマイアミ・ドルフィンズに9シーズン在籍し、そのうち4年間はヘッドトレーナーを、5年間はリハビリテーションディレクターを務めた。

バーミリオンは1987年にマイアミ大学を卒業している。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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