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QBウィルソンは「指をひどく捻挫」したとシーホークスHCキャロル

2021年10月08日(金) 14:50

シアトル・シーホークスのラッセル・ウィルソン【AP Photo/Elaine Thompson】

シアトル・シーホークスのクオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンがサーズデーナイトフットボールとして行われたロサンゼルス・ラムズ戦で投球側の手の中指を負傷し、第4クオーターからジーノ・スミスと交代した。

試合後、シーホークスのヘッドコーチ(HC)であるピート・キャロルはウィルソンが“指をひどく捻挫”していると明かしており、回復までのタイムテーブルはないという。

「彼は指をひどく捻挫しており、われわれはそれを解決しなければならない」と言うキャロルHCはこう続けた。

「それを詳しく検討するという仕事がある。ラッセルはまれに見る素晴らしいヒーラーの一人で、可能な限り早く帰ってくるためにできることは何でもやるだろう。一方、ジーノは本当に良い仕事をした。よく指揮をとっていた。われわれは彼と共にあらゆることができた。彼はすべてのコミュニケーションをきれいにこなし、とても良いプレーをした。それらすべてによって、われわれにはこのゲームで勝つチャンスがあった」

当初、ウィルソンの試合復帰はクエッショナブルとされていたが、結局戻ってくることはなかった。試合終了まで、サイドラインでフットボールを握って行き来するウィルソンの姿が見られている。

後半にウィルソンがディープパスを投じた際、ウィルソンの手がラムズのスターディフェンシブラインマン(DL)アーロン・ドナルドの手首と当たっていた。

トレーナーがサイドラインでケガの具合を確認しており、指の関節が外れている様子だった。そのドライブには戻ったウィルソンだったが、後にスミスと交代。ウィルソンの最終ドライブはスリー・アンド・アウトで終わり、それがシーホークスの第3クオーターで最後のポゼッションだった。第4クオーターの最初からスミスがフィールドに登場している。

キャロルHCはウィルソンを下げる決め手になった要素として「彼は自分が投げるために必要なやり方でフットボールを握ることができなかった」と話している。

フィールドを離れるまでに、ウィルソンはパス16回中11回成功、152ヤード、タッチダウン1回をマークしている。

【A】