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バッカニアーズがグルーデンをチームのリング・オブ・オナーから除外
2021年10月13日(水) 11:21現地12日(火)、タンパベイ・バッカニアーズがジョン・グルーデンをバッカニアーズのリング・オブ・オナーから除外することを発表した。侮辱的な内容のEメールについて報じられたグルーデンは、その前日にラスベガス・レイダースのヘッドコーチ(HC)を辞任している。
チームの声明には「タンパベイ・バッカニアーズは長年にわたって人種間の関係やジェンダーの平等性、多様性、包括性などのエリアにおける断固たる変化を提唱してきた」とある。
「ジョン・グルーデンのフィールド上での貢献は認める一方で、彼の行いはわれわれの組織としての核となる価値観に反している。したがって、彼がバッカニアーズ・リング・オナーのメンバーであり続けることはない」
2010年までさかのぼるメールでグルーデンが人種差別的、あるいは同性愛嫌悪、女性蔑視的な表現を使ったことを金曜日と月曜日に『The Wall Street Journal(ウオール・ストリート・ジャーナル)』や『New York Times(ニューヨーク・タイムズ)』が報じたのを受け、グルーデンは月曜日にレイダースのヘッドコーチを辞している。
グルーデンは以前にもレイダースのヘッドコーチを務めていた。2つの任期の間、グルーデンは2022年から2008年にバッカニアーズのヘッドコーチとして57勝55敗を記録する中で、チームを第37回スーパーボウル制覇へと導いている。その貢献をもって、グルーデンは2017年にバッカニアーズのリング・オブ・オナーの一員に迎えられていた。
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