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QBウィルソンがシーホークスの練習に参加

2021年10月14日(木) 13:31

シアトル・シーホークスのラッセル・ウィルソン【AP Photo/Elaine Thompson】

シーズン第5週のサーズデーナイトゲームでロサンゼルス・ラムズと戦った際に指を負傷したクオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンについて、シアトル・シーホークスのヘッドコーチ(HC)であるピート・キャロルは“史上で最も素晴らしいヒーラーの一人”と称していた。

ウィルソンは自分のコーチが正しいことを証明しようとしている。

プロボウル選出7度を数えるQBが水曜日にシーホークスの練習に戻ってきた。ただし、ウィルソンは公式には右中指の負傷により不参加となっている。ウィルソンは先週金曜日に指の手術を受けていた。

チームのウェブサイトによれば、キャロルHCは「彼は素晴らしかった」と語ったという。

「彼は自分の仕事がジーノ(スミス/QB)を助け、準備を整える手伝いをすることだと分かっている。その中で戦っていく道を見つければ、彼はそれをやっていく。彼はすでにゲームプランに耳を傾け、それがどこにフィットするかを理解しつつあり、自分がプレーするかのように準備を進めている。彼のプランはできる限りシャープでフレッシュな状態を維持することだ」

これまでに報じられるところによれば、ウィルソンはシーズン第10週(現地11月14日実施のグリーンベイ・パッカーズ戦)での復帰に焦点を合わせているという。水曜日に行われたコンディショニングトリルでウィルソンがヘルメットを装着し、赤いジャージーを身に着けて、QBたちの先頭に立っていたと地元の番記者たちが伝えていることを踏まえれば、それが非現実的だとは言えない。ウィルソンの右手は包帯でふくらみ、しばしばウオーマーにくるまれていた。

ウィルソンは最低でも3週間の離脱が必要になる故障者リザーブ(IR)には指定されておらず、キャロルHCは今後にウィルソンがIR入りする可能性があるかについて明かしていない。

チームのウェブサイトによれば、キャロルHCは「まだそうする必要はない。したがって、われわれはそれを把握しているところだ。本当に良い選択をするために、必要な日数はすべて費やすつもりだ」と述べたという。

IR入りした際に欠場が義務づけられている3試合の一つにシーズン第6週のピッツバーグ・スティーラーズ戦を含めるには、土曜日まで時間がある。

日曜日にスティーラーズのホームで行われるこの試合ではジーノ・スミスが先発する予定だ。

スティーラーズは練習生のQBジェイク・ルートンを擁しており、水曜日には新たにダニー・エトリングも練習生に加えている。ウィルソンをIRに置くことでロースタースポットに空きができれば、ルートンがスミスのバックアップに位置づけられるだろう。

ウィルソンがこの週末にIRに置かれることがなければ、復帰は第10週と見られていることから、現地に向かうことはないはずだ。

今のところ、ウィルソンはおそらく、そのリーダーシップをできる限り長くチームの役に立てているだけだろう。

キャロルHCは「ラスの手術はとてもうまくいき、われわれはすべての報告に本当に満足している。今のところタイムラインはない」と話し、次のように続けた。

「彼の精神状態はとてもよく、われわれの周りにいる限り、今日は本当にアクティブだった。このはじめの部分の結果にはかなり満足している」

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