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ふくらはぎ負傷のブラウンズRBチャッブ、カーディナルス戦を欠場

2021年10月16日(土) 06:28


クリーブランド・ブラウンズのニック・チャッブ【NFL】

クリーブランド・ブラウンズは重要な武器を失った状態で、唯一無敗を貫いているチームに立ち向かおうとしている。

チームは現地15日(金)、ランニングバック(RB)ニック・チャッブ(ふくらはぎ)がシーズン第6週のアリゾナ・カーディナルス戦に出場しないと発表した。また、ラインバッカー(LB)マルコム・スミス(腹部)も欠場する予定だ。

ブラウンズの故障者リストは非常に長く、木曜日に公表された故障者レポートには17名の選手が名を連ねた。その中には、ディフェンシブエンド(DE)ジェイデビオン・クロウニー(肘/膝)、DEマイルズ・ギャレット(膝/足首)、RBカリーム・ハント(手首/膝)、ディフェンシブタックル(DT)マリク・ジャクソン(膝)、コーナーバック(CB)グレッグ・ニューサム二世(ふくらはぎ)、タイトエンド(TE)デイビッド・ジョク(膝)、センター(C)JC・トレッター(膝)、CBデンゼル・ウォード(首)、オフェンシブタックル(OT)ジェドリック・ウィルズ(足首)ら、注目すべき選手もいる。

練習においてはLBイライジャ・リーだけがフル参加とされた一方で、残りの選手は不参加または制限付きでの参加となった。クロウニー、OTジャック・コンクリン、ギャレット、ハント、DEタカリスト・マッキンリー、ウォード、ニューサム二世、トレッター、そしてドラフト外の新人A.J.グリーンは、日曜日の出場がクエッショナブルとなっている。

先週、ロサンゼルス・チャージャーズ(4勝1敗)戦で喫した痛恨の敗北から立ち直りたいブラウンズが次に相まみえるのは全チームの中で唯一、無敗を貫くカーディナルスだ。カーディナルスはサンフランシスコ・49ers戦こそ17対10での勝利だったものの、それ以前の全ての試合で31点以上を得点してきた。今回の故障者レポートはブラウンズのネガティブな状況を描いているかのようでもある。シーズン第2週とシーズン第3週の連勝に導いたブラウンズ守備陣の勢力は明らかに弱まっており、レポートに掲載された選手のほとんどが日曜日の出場を切望される顔ぶれだ。

ただ、カーディナルスも決して万全とは言えず、木曜日に公表された故障者レポートには12人の選手が名を連ねる。しかし、WRディアンドレ・ホプキンス(体調不良)、Cロドニー・ハドソン(肋骨/肩)、LBタナー・バレホ(手)を除いて、主力選手はほとんど出場予定だ。週末に向けて負傷者の状況を明確にするために、カーディナルスの試合に向けたステータスは金曜夜にも明らかになるだろう。

【RA】