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レイブンズがルーキーWRベイトマンをIRからアクティブ登録、RBリビオン・ベルも昇格

2021年10月17日(日) 19:55


ボルティモア・レイブンズのラショッド・ベイトマン【AP Photo/Gail Burton】

鼠径(そけい)部のケガで最初の5週間を休んだラショッド・ベイトマンがNFLデビューを飾りそうだ。

ボルティモア・レイブンズはルーキーワイドレシーバー(WR)と、オフェンシブガード(OG)のタイレ・フィリップスを故障者リザーブ(IR)からアクティブ登録へと切り替えている。トレーニングキャンプ中に負傷した鼠径部の手術を受け、9月1日(水)からIRに登録されていたベイトマンは、元々は2週間前の復帰を予定していた。

フィリップスはシーズン初戦で膝を痛め、4試合のIR期間を経て復帰する。ボルティモアはさらに、ランニングバック(RB)リビオン・ベルとオフェンシブタックル(OT)アンドレ・スミスを昇格させている。ベルにとっては2度目のゲームデーのアクティブ登録だ。

現地14日(木)、攻撃コーディネーター(OC)のグレッグ・ローマンはベイトマンが日曜日にプレーするかもしれないと述べていたが、チームが彼を“全てのプレーで火中に投じる”ことはないだろうとの考えを付け加えていた。4月に全体27位で指名された21歳はようやくその能力を披露する機会を与えられることになる。ボルティモアが彼をポジションの未来のセンターピースとして選んだ理由もいくらか明らかになることだろう。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のドラフトアナリスト、ダニエル・ジェレミアは1巡目の指名前にベイトマンの能力について熱弁を振るい、ミネソタ・ゴールデン・ゴーファーズで活躍した彼がニューオーリンズ・セインツでプロボウルにも選ばれているワイドアウトのマイケル・トーマスを思い出させると述べていた。

「どちらもサイズと力の理想的なブレンドを持っている」とジェレミアは記した。「彼らはスロットの中でも外でもプレーできる多才さを持つ。トーマスは彼のポジションでプレミア選手の1人として頭角を現した。ハイボリュームのパスキャッチャーで、サードダウンでの勝率は傑出している。ベイトマンが適切なクオーターバック(QB)と組むことができれば、彼も同様のインパクトを与えることができるだろう」

日曜日のロサンゼルス・チャージャーズ戦で、彼とラマー・ジャクソンが最初のタッグで良い調和を見せられるかどうかを見てみるとしよう。

【M】