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再び肩を負傷して「最悪」だとブラウンズQBメイフィールド

2021年10月18日(月) 13:41

ベイカー・メイフィールド【AP Photo/Ron Schwane】

クオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドの気分は優れなかった。それは、クリーブラウンド・ブラウンズがまたも敗戦を喫したからだけではない。

アリゾナ・カーディナルスに37対14で敗れた試合の後、報道陣の前に立ったメイフィールドの左腕はスリングで吊り下げられていた。メイフィールドが左肩を負傷して腕を吊るのは今季2回目だ。

『The Athletic(ジ・アスレチック)』のザック・ジャクソンによれば、肩の具合について聞かれたメイフィールドはぶっきらぼうに「最悪だよ」と答えたという。

メイフィールドは左肩に前回とは別の問題を抱え、痛みの中で敗北を喫した。第3クオーターでJ.J.ワットによるストリップサックを受けたメイフィールドは、左腕を下にしたねじれた体勢で地面に倒れ、しばらく痛みに苦しんだ後、テントでケガの状態を確認している。プレーを逃すことなくゲームに戻ったメイフィールドだが、ブラウンズをまさかの逆転に導くことはできなかった。

ブラウンズにとってはまたも負傷者続出の試合となった。メイフィールドの他にもランニングバック(RB)カリーム・ハント(ふくらはぎ)やラインバッカー(LB)ジェレマイア・オウスコラモーア(足首)が月曜日にMRI検査を受ける予定だ。

今回のケガが以前よりも悪いものだと感じるか聞かれたメイフィールドは「多分ね。明日MRIをやるから、そこでもっと分かる」と話している。

メイフィールドはシーズン第2週のヒューストン・テキサンズ戦で関節唇を一部断裂し、動きの範囲を限定するための装具をつけていた。その装具もメイフィールドが悪い体勢で左肩から倒れるのを防ぐことはできず、本人によれば脱臼につながったという。メイフィールドはその後の非接触のプレーで肩が再び関節から“外れた”とつけ加えた。

関節唇断裂やそれに伴う不安定性を抱える者にとって、肩の脱臼は珍しくない。メイフィールドはサーズデーナイトに開催されるデンバー・ブロンコスとの試合への出場意思を見せているものの、チームは月曜日に行われるMRI検査の結果でさらなる情報を得てから正式な決断を下すだろう。

3勝3敗のブラウンズは過去2週間にわたって数々の負傷に見舞われている。メイフィールドはタックルに2人のバックアップがいる状態でのプレーを強いられた。また、ワイドレシーバー(WR)ジャービス・ランドリーも第2週以来、戦線を外れている。ブラウンズの故障者報告のリストは長くなる一方であり、ハントのふくらはぎの負傷については、まだその深刻度は分かっていない。

ブラウンズは彼らのQBが肩の痛みを抑えつつ、プライムタイムに組まれたブロンコスの試合への準備を整えることを希望しているはずだ。一方で、その間にメイフィールドの周りのすべてを機能するよう準備しておく必要もある。

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