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【2016年第8週】タイタンズがジャガーズに快勝、今季4勝目

2016年10月28日(金) 13:04


パスを投げようと構えるテネシー・タイタンズQBマーカス・マリオタ【AP Foto/Mark Zaleski】

現地27日(木)、第8週のサーズデイナイトフットボールとなるジャクソンビル・ジャガーズ対テネシー・タイタンズが行われた。ここまで2勝4敗のジャガーズと3勝4敗のタイタンズの対決は、攻守共にジャガーズを圧倒したタイタンズが36対22で勝利し、今季4勝目を挙げている。

タイタンズは第1クオーター中盤に、エースランニングバック(RB)デマルコ・マレーのショートランや、クオーターバック(QB)マーカス・マリオタが自ら7ヤードを走るなどのプレーで敵陣に前進し、フィールドゴールで先制。対象的にジャガーズはまったくリズムをつかめないまま第1クオーターを終えている。

第2クオーターに入りさらに勢いづいたタイタンズは、マリオタがワイドレシーバー(WR)ケンドール・ライトに完璧な36ヤードパスを通してタッチダウンし、追加点を決めた。タイタンズはこれで一気にオフェンスのリズムをつかみ、新人RBデリック・ヘンリーの11ヤードランなどで敵陣まで侵入すると、最後もヘンリーが6ヤードランでエンドゾーンまで持ち込んでリードを広げた。その一方で、ジャガーズQBのブレイク・ボートルスはパスの正確性に欠けてしまい、得点するチャンスを作ることができない。タイタンズのマリオタはタイトエンド(TE)フィリップ・スーパーナウへの44ヤードパスで一気にジャガーズ陣地に攻め込み、最後はマレーの14ヤードランでタッチダウン、ジャガーズを突き放した。前半終了前にはフィールドゴールで追加点を得たタイタンズは、27対0と圧倒的な試合展開で前半を折り返した。

ジャガーズは後半最初のドライブで、ボートルから(TE)ジュリアス・トーマスへの10ヤードパスでタッチダウンを決めると、2ポイントコンバージョンも成功させて反撃の兆しを見せる。しかし、ジャガーズ守備陣が踏ん張ることができず、直後のドライブでマリオタからWRリシャード・マシューズへの4ヤードパスでタッチダウンを決められ、タイタンズに再び点差を広げられてしまう。

第4クオーターには2連続タッチダウンを決めてスコアを縮めたジャガーズだったが、反撃及ばず試合はそのまま終了。

タイタンズQBマリオタはパス22回中18回成功、270ヤード、2タッチダウンをマークし、しっかりチームを勝利へ導いた。エースRBマレーは前半終了前に足をケガしてロッカーに下がったものの、後半にはフィールドに戻り、キャリー21回、123ヤード、1タッチダウンをマーク、勝利に貢献している。前戦で黒星を喫しているタイタンズにとっては重要な1勝となった。

対するジャガーズはQBボートルスがパス54回中33回成功、337ヤード、3タッチダウンと奮闘したものの、ディフェンスが思うようなパフォーマンスを発揮できず、同ディビジョンライバルに敗北した。