ワシントン・レッドスキンズのタイトエンド（TE）ジョーダン・リードとコーナーバック（CB）ジョシュ・ノーマンがロンドンに向けて出発準備を開始する。

ヘッドコーチ（HC）ジェイ・グルーデンは現地27日（木）、記者に対して脳しんとうを発症していたリードとノーマンの両選手にロンドン行きの許可が下りたと明かした。レッドスキンズは今晩、ロンドンへと飛び立つ。

グルーデンは両選手を金曜日の練習に参加させ、今週末のシンシナティ・ベンガルズ戦に出場可能かどうかを見極めることになる。

リードとノーマンがいずれも“大丈夫そうだ”と語ったグルーデンは金曜日の練習後の彼らの状態が重要であるとも述べた。

脳しんとうを発症したリードはここ2試合を欠場。リードは木曜日、すでに“万全な状態”であり、週末の試合出場を予定しているとコメント。

先週の敗戦を喫したデトロイト・ライオンズ戦の後半、ノーマンはプレーの中で頭から地面に着地した際に脳しんとうを発症して試合を離脱。26日と27日の練習には制限付きで参加していた。

両者とも、フィールド復帰を果たす前には正式な許可を得なければならない。

4勝3敗のレッドスキンズがベンガルズ戦で白星を飾るためには2人の力が何としてでも必要だ。カバレージに苦しんでいるベンガルズのラインバッカー（LB）たちにとってリードの存在は脅威となるだろう。ノーマンはワイドレシーバー（WR）A.J.グリーンとのマッチアップになる。対戦するWRが強ければ強いほど、今年のノーマンは高額な年俸に見合った活躍を見せている。