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シーズン第6週はカウボーイズQBプレスコット、タイタンズRBヘンリーが最優秀選手に選出

2021年10月21日(木) 01:33

テネシー・タイタンズのデリック・ヘンリー【AP Photo/Wade Payne】

デリック・ヘンリーとダック・プレスコットはシーズン第6週にそれぞれ3回のタッチダウンを生み出した。彼らはまた、それぞれのゲームで最後の得点を挙げている。どちらのチームも勝利を重ねるために全てを必要としていた。

現地20日(水)、NFLの週間最優秀選手賞が発表され、ヘンリーとプレスコットがここでも勝利した。

オールプロに選出されているテネシー・タイタンズのランニングバック(RB)ヘンリーは、バッファロー・ビルズ戦で143ランヤードを獲得し、リーグ首位の記録を伸ばしたのに続いての栄誉だ。そのうちの76ヤードは第2クオーターに生まれており、ヘンリーは2021年のボールキャリアーの中で最速となるスピード(時速21.8マイル/35.1km)に到達している。最後のランでは13ヤードを稼ぎ、ディビジョンリーダー同士のドラマチックな戦いで得点している。

これでヘンリーは5試合続けて100ランヤード超を達成しており、シーズン2度目のAFC攻撃部門週間最優秀選手に輝いた。

プレスコットは、ニューイングランド・ペイトリオッツ戦でシーズンハイとなる445ヤードを獲得して勝利し、自身のハイペースを維持している。最後のフィールドゴールドライブを指揮したプロボウル選出のクオーターバック(QB)は、シーディー・ラムへパスをつないでオーバータイムの熱戦を制し、カウボーイズに5連勝を献上した。プレスコットが今年3回以上のタッチダウンを投げたのは5回目のことで、今年初のNFC攻撃部門週間最優秀選手賞を獲得したのも納得といえる。

AFCの守備部門で週の最優秀選手に選ばれたのはピッツバーグ・スティーラーズのT.J.ワットだ。オールプロ選出のラインバッカー(LB)はオーバータイムでシアトル・シーホークスのジーノ・スミスをファンブルさせ、勝利を決めるフィールドゴールをお膳立てした。ワットはサック2回、パスディフェンス3回とタックル7回で試合を終えている。

マシュー・ライトがジャクソンビル・ジャガーズの練習生として契約してからまだ1カ月もたっていない。その彼が今ではチームの先発キッカー(K)だ。彼はジョシュ・ランボーに代わり、日曜日のロンドンゲームで最後の53ヤードを含む3つのフィールドゴールを全て成功させた。50ヤードを越えたところからのキックはこれが2つ目で、これによりジャクソンビルは今季初の勝利を手に入れた。ライトはAFCスペシャルチーム部門の週間最優秀選手に輝いている。

NFC守備部門で最優秀選手に選ばれたのはロサンゼルス・ラムズのセーフティ(S)テイラー・ラップだった。ニューヨーク・ジャイアンツ戦で彼は2回のインターセプトを記録し、ラムズが圧勝している。どちらのターンオーバーもタッチダウンへとつながった。3年目のフリーセーフティ(FS)にとって、1試合で複数のインターセプトを決めたのはこれが初めてだった。彼はさらに、パスディフェンス3回とタックル5回も記録している。だからこそフルタイムの先発に選ばれたのだろう。

10年以上の時を経てそのナンバーを呼ばれたのはマット・プレイターだ。彼は日曜日も期待に応えた。アリゾナ・カーディナルスのキッカー(K)はクリーブランド・ブラウンズ戦で3回のフィールドゴールと4回のエクストラポイントアテンプト、7回のキックを全て成功させた。彼の決めた13ポイントによってアリゾナは大差で勝利し、プレイターはNFCスペシャルチーム部門の週間最優秀賞を獲得した。

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