負傷のブラウンズQBメイフィールドに代わり、ブロンコス戦の先発はケイス・キーナム
2021年10月21日(木) 02:36ケガをしたクオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドの代わりに、サーズデーナイトのデンバー・ブロンコス戦でケイス・キーナムが先発を務めるとクリーブランド・ブラウンズが現地20日(水)に発表した。
メイフィールドはサンデーゲームでアリゾナ・カーディナルスのJ.J.ワットにタックルを受け、ボールを投げる方とは逆の肩にケガをした。チームの発表は、プレーするかどうかを自分自身で決めるとメイフィールドが発言した1日後のことだった。ホームでカーディナルスに37対14で敗れた直後であり、次の試合までに取れる回復期間が短くても、元ドラフト1位指名のQBは試合を欠場しないという確固たる意志を示していた。
ブラウンズの公式負傷者報告によると、メイフィールドは月曜日の練習には参加せず、火曜日は制限付きだったという。
「明日のわれわれの先発はケイス・キーナムが務める。彼ならわれわれを率いてくれると全幅の信頼を置いており、必ずや勝てるポジションに立つために必要なことをしてくれるはずだ」とブラウンズのヘッドコーチ(HC)ケビン・ステファンスキーは述べた。「ベイカーは本当に懸命に戦ってプレーしようとした。彼は競争者であり、明らかに出たがっているが、この短期間では不可能だった。彼が引き続き全力を尽くして可能な限り早期の復帰を目指すことは分かっている」
欠場によって、51戦連続で先発していたメイフィールドの記録は途切れることになる。第8週のピッツバーグ・スティーラーズ戦で復帰する可能性はあるが、リハビリと肩の回復に集中することになると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは報告している。
キーナムはメイフィールドの代役を務めたアリゾナ戦で3回中1回のパスをコンプリートして6ヤードを稼いだ。彼が最後にNFLで先発したのはワシントン・フットボール・チーム時代の2019年のことで、8回先発してパサーレートは91.3だった。
メイフィールドはシーズン第2週に白星を収めたニューヨーク・ジャイアンツ戦で左肩の関節唇を損傷していた。
3勝3敗のブラウンズは現在多数のけが人を抱えており、ランニングバック(RB)のトップ2、ニック・チャッブとカリーム・ハントを含む選手を欠いた状態で3勝3敗のブロンコスに打ち勝つという試練に直面している。
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